橋下徹氏 日大アメフト部、再び家宅捜索に「連帯責任の時代ではないが、日大の判断は早過ぎた」

2023年08月23日 08:17

芸能

橋下徹氏 日大アメフト部、再び家宅捜索に「連帯責任の時代ではないが、日大の判断は早過ぎた」
橋下徹氏 Photo By スポニチ
 元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏(54)が22日、自身の自身のSNSを更新。日本大アメリカンフットボール部の寮で覚醒剤と大麻を所持したとして部員が逮捕された事件で、別の部員も大麻を所持していた疑いがあるとして、警視庁薬物銃器対策課が22日、大麻取締法違反容疑などで、東京都中野区の寮を再び家宅捜索したことに言及した。
 警視庁は3日に寮を捜索し、5日に覚醒剤取締法違反と大麻取締法違反の疑いで北畠成文容疑者(21)を逮捕していた。捜査関係者によると、「他の部員も大麻に関わっていた」と供述したことなどから再捜索した。日大は北畠容疑者の逮捕を受け、アメフト部を無期限活動停止としたが、「部員1人の個人犯罪。連帯責任を負わせることは多くの学生の努力を無に帰することになる」として10日に解除していた。日大は再捜索を受け「詳細については確認中。容疑が明らかになった場合は厳正に対処する」とのコメントを出した。

 日大によると、昨年11月に部員が「大麻のようなものを吸った」と大学側に申告したが、警察に届けなかった。今年7月に寮で大麻のような不審物を見つけた際も警視庁への報告は12日後だった。文部科学省は22日、日大に対して、捜査機関への通報遅れなど大学側の対応に問題が生じた原因や背景を検証するよう文書で指導した。9月15日までの報告を求めた。

 橋下氏は、「【日大アメフト部 ほかの部員も大麻など所持か 学生寮を再捜索】」と題したニュース記事を貼り付けた上で「今は連帯責任の時代ではないが、日大の連帯責任解除の判断は早過ぎた。もう少し調査してからにすればよかったのに。これは経営陣の失態」と私見をつづった。
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