金子恵美氏　体育授業後に小2女児死亡に「対策の方向性を教育委員会、文科省がもう少し示した方が…」

　元衆院議員の金子恵美氏（45）が23日、フジテレビの情報番組「めざまし8（エイト）」（月～金曜前8・00）に出演。北海道伊達市の伊達小学校で小学2年の女児（8）が屋外の体育の授業後の移動中に倒れて死亡したことに言及した。 　地元消防によると、女児は意識がない状態で搬送され、病院で死亡が確認された。熱中症の疑いがある。伊達市教育委員会によると、女児が倒れたのは午前11時50分ごろで、教室へ戻る途中だった。体育の授業ではボール投げや鉄棒、うんていを行っており、教員ら7人が児童に水分補給をさせていた。この女児も水分を取っていたことを確認していたと説明している。

　気象庁によると、伊達市内では22日は、午後0時41分に最高気温33・5度を記録。2007年の統計開始以降の最高気温32・6度を更新した。

　金子氏は「私も同じ年の子を持つ親としては大変つらいニュースですけれども、今年、体育の授業の時に緊急搬送されるという例はたくさんあったわけですから、学校現場も注意はしていたんだろうとは思うんですよね」と沈痛。

　続けて「ただ今年の暑さは尋常じゃないってところと、猛暑日が多いので蓄積された体への負担がきっと大きいんだろうなと思いますから、新学期がこれから始まる小学校もあると思うんですけれども、9月も暑さが続くというニュースもありますからね。さらなる入念な対策を打ってほしいなと思います」と話した。

　そして、「学校の現場の先生方も凄く暑い日はプール授業をしないで体育館とかっていう工夫はたぶんしているんですけど、1つもう少し方向性を教育委員会だったり文科省の方で示してあげた方が現場は困惑しないのかなと思いますよね」と自身の見解を述べた。