オール巨人・弟弟子おかゆうたさんの死を悼む「男らしくて涙もろくて漫才が大好きなかわいい弟弟子でした」

2023年08月25日 23:00

芸能

オール巨人・弟弟子おかゆうたさんの死を悼む「男らしくて涙もろくて漫才が大好きなかわいい弟弟子でした」
2005年07月28日、師匠・岡八郎さんの通夜で通夜で涙ぐむ(左から)オール巨人、おかゆうたさん、おかけんた
 漫才コンビ「おかけんた・ゆうた」のおかゆうた(本名・井元保則=いのもと・やすのり)さんが22日に脳内出血のため、大阪市内で亡くなった。61歳。所属する吉本興業が25日発表した。兄弟子の「オール阪神・巨人」のオール巨人(71)は同日夜に更新したブログで「弟弟子が逝ってしまいました」と早すぎる死を悼んだ。
 おかゆうたさんが吉本新喜劇の人気座員だった岡八郎(当時は岡八朗)さんに弟子入りした1981年より、7年早く弟子となっていたのが一番弟子の巨人。おかゆうたさんが先日15日に3年半ぶりに復帰漫才をやったことについて、「復帰の漫才が最後の漫才って。そんな現実が有るとは。悲しすぎる…。その舞台も見に行けなくて、残念で成りません」と後悔の念を明かした。

 また、師匠の岡さんが生きていた頃の思い出についても触れ、「いつも『巨人兄さんが出来すぎた弟子でやりにくいです。いつも八朗師匠から南出(巨人の本名)はもっと出来たのにって言われます』って(笑)。あんたも本当によくやってたよ!」とたたえた。

 一緒に飲みに行って、巨人が他の客に絡まれた時におかゆうたさんが間に入り、「『なに、絡んできてんねん。止めとけよ』って、事なきで済んだ事が有りました!男らしくて涙もろくて漫才が大好きなかわいい弟弟子でした!」と回想。「阪神君と漫才が出来る有難味をゆうた君に再確認させられました。…ゆうた君、冥福を祈ってるよ…。天国で又、八朗師匠の世話を。先に行って宜しく頼みます。天国では僕が弟弟子になりますね」という言葉で締めくくった。

 巨人と相方のオール阪神(66)、おかゆうたさんと相方のおかけんた(62)の4人はいずれも師匠が岡さん。オール阪神は75年、おかけんたは83年に弟子入りしている。岡さんが2005年7月に肺炎による呼吸不全のため67歳で亡くなった時は、海外ロケ中で参列できなかったオール阪神を除く3人で報道陣の対応にあたっていた。 
【楽天】オススメアイテム