堂本剛 「このまま生きててもな…」と思った時に救いとなった超大物ミュージシャンとは 共演も果たす

2023年08月26日 12:56

芸能

堂本剛 「このまま生きててもな…」と思った時に救いとなった超大物ミュージシャンとは 共演も果たす
「KinKi Kids」堂本剛 Photo By スポニチ
 「KinKi Kids」の堂本剛(44)が25日放送のTBS「A-Studio+」(金曜後11・00)にゲスト出演。自身が影響を受けた音楽について語った。
 MCの「Kis―My―Ft2」藤ヶ谷太輔は「僕もそうですけど、剛くんの活動でファンクミュージックを知ったりとか、いろいろきっかけをくださってる」と話すと、剛は「ファンクミュージックって、自分がどこで生まれてどのやつと出会って、今自分がどこに立ってるかっていうのを最大限にアウトプットするっていう礼儀があって。ファンクっていろいろ直訳するといろんな意味があるけど、僕は“命の匂い”と思っているわけ。英語のファンクの日本語訳が」と熱く語った。

 剛はファンク界の最高峰でジェームス・ブラウンのファンク・ミュージックの継承者とされる、「ジョージ・クリントンっていう人のファンクミュージックに出会って、命のともしびをね。今にも消えそうな時期があったから。だから、このまま生きててもな…っていう時があって、その時にこのジョージ・クリントンのファンクを聴いたら、“お前が勝手に決めてるだけで、自分で生きるか、自分を生きるかはお前次第やろ”みたいなそういうメッセージが凄く聴こえて来た」と回顧。「“あれ、俺もう一回生きようかな”ってなんか思ってから、どんどん自由が始まってって。僕はもう一気に救われた」と打ち明けた。

 MCの笑福亭鶴瓶が「この人に会うてんてな。会うて、一緒にステージ上がってんてな」と語ると、剛は「会いました。立ったんですよ」と5月に埼玉・秩父ミューズパークで行われた「LOVE SUPREME JAZZ FESTIVAL JAPAN 2023」で会うことができたと告白。

 「“ジョージ・クリントンとセッションできることになりますけど、やります?”っていうのが急に始まって。“できんの?”って聞いたら、“大丈夫みたいですよ。今度来日されるんで”って」と話し、クリントンからは「お前がいたいだけステージにいろよ。ギター弾きたかったら弾け。歌いたかったら歌えばいいし、ギター弾きたかったら弾け」と言われてセッションをしたと振り返った。

 ライブ後、クリントンに感謝を伝えると、「ウェルカム トウ マザーシップ」と言われたとし、「“宇宙船にようこそ”みたいなことやねんけど、そうやって人と出会うことによって広がっていくっていうのが人生やけど、やっぱり自分を生きた結果、人と出会って、広がっていく人生の方が、もっと気持ちいい」としみじみと話した。
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