ヒロミ「24時間テレビ」マラソン完走!妻・松本伊代も惚れ直す走り「かっこよかったです」

2023年08月27日 20:45

芸能

ヒロミ「24時間テレビ」マラソン完走!妻・松本伊代も惚れ直す走り「かっこよかったです」
「24時間テレビ46」でチャリティーマラソンを完走したヒロミ(C)日本テレビ Photo By 提供写真
 お笑いタレントのヒロミ(58)が27日、日本テレビ系「24時間テレビ46」(26日後6・30~27日後8・54)に出演し、ランナーを務めたチャリティーマラソンを完走した。
 ヒロミは26日午後8時12分、東京・両国国技館をスタートした。「言っときますけど、フィナーレにしか着きませんからね!?俺、十分休みながら行くから」。マイペースでの挑戦を宣言し、走り始めた。

 「おじさん」にかけて102・3キロに設定された長い道のりを、沿道から声援を受けながら西へ進んだ。深夜には湿度90%超えの暑さに体力を奪われながら、サポートのランナーに「頑張れ!」と声を掛ける優しさも見せた。27キロ地点では、大雨も降り足を止める場面も。故郷の八王子市で折り返すころには、両足に無数のテーピングが貼られていた。

 あと2年で迎える還暦を前に決意した、大きな挑戦だった。「人生の終わりの方に近づいてると感じている」と実感しながらも、「50歳を過ぎてすごい感じたのは、体力も落ちているけど、技術もあるし経験もあるし。後輩たちに渡していくことも考えたりするような年代なんだよ。それはたぶん、社会でもそんなに変わらないと思う。仕事って生きがいの一つ。(次の世代へ)渡していかなきゃいけないけど、まだやれるんじゃないか、とか。やりたいとか。狭間なんだよね」。意地も垣間見せた。

 異例の当日発表は自身の希望で、「別に隠したいってわけじゃないですけど、ちょっと恥ずかしさがあって」と照れくさそうに話していた。ヒロミに白羽の矢が立ったことに、妻のタレント松本伊代は「何でパパ?」と驚いていた。

 大工の父の背中を見て育ったヒロミ。「こだわってやっているのを見てたんだろうね。最終的には色を塗って見えなくなる。手を抜こうと思えばできる」。その職人魂を、自身の挑戦に重ね合わせた。「練習してもしなくても、その日に100キロ走ればいいんでしょ?って。だけど、本気でやらないと、得るものが少ない気がする」。きつい体に、あえてムチを打った。週2回のトレーニングは毎回、2キロずつ走行距離を伸ばして長距離に体を慣らしていった。

 本番では 長男の俳優・小園凌央、次男の隼輝さんを誘って走った。幼いころ、多忙のため遊びに連れて行けなかった後悔があった。「遊んだり、どこかに行ったり、あまり共有した時間がない。今回、同じ時間を共有して、同じことをやってるから、取り戻している感じはある」。昭和のおやじらしい、不器用なメッセージだった。

 ゴールが見えてきた94キロすぎには、松本が沿道でヒロミたちをサプライズで応援。ヒロミが松本の肩を抱きながら、ともに歩く一幕もあった。ゴール直前には両国国技館の松本が自身の楽曲「センチメンタルジャーニー」を涙ながらに熱唱。妻と息子たちの力を借りながら、ヒロミは歓喜のゴールテープを切った。

 ゴールとともに倒れ込んだヒロミ。「あの…102・3キロにしたのが、“おじさん”にしたのがアダになりました」と苦笑いしながらも、松本が差し出したボトルのドリンクをうまそうに飲み干した。

 八王子など多摩地区を中心に走った沿道では、特に年が近い50、60代から熱い声援を受けたという。「50、60代、なめんなよ!なんて言いながら走ってましたけど、応援されないと走れないんだなって分かりました。素晴らしいです、多摩地区!」と、八王子愛を叫んだ。松本も「ヒロミさんの思いはみんなに伝わった愛のある走りだったので、かっこよかったです。」と、ヒロミに惚れ直した様子だった。

 今年のテーマは「明日のために、今日つながろう。」。東京・両国国技館をメーン会場に放送された。メーンパーソナリティーはなにわ男子、チャリティーパーソナリティーは女優・芦田愛菜、フリーアナウンサー有働由美子、俳優・小泉孝太郎。24時間テレビサポーターはフリーアナ徳光和夫、総合司会はフリーアナ羽鳥慎一、日本テレビ水卜麻美アナが、それぞれ務めた。募金総額は2億2223万8290円だった。

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