TBS井上アナ 慶応球児批判に涙で炎上 他局の男性アナ「バランス感覚が…」NHKは出身校触れない

2023年08月28日 11:45

芸能

TBS井上アナ 慶応球児批判に涙で炎上 他局の男性アナ「バランス感覚が…」NHKは出身校触れない
TBS・井上貴博アナウンサー Photo By スポニチ
 【スポニチアネックス座談会】23日に甲子園で行われた「第105回全国高校野球選手権大会」決勝では慶応(神奈川)が仙台育英(宮城)を下し、107年ぶり2度目の優勝を飾りました。掲げる「エンジョイベースボール」の姿勢や自由な髪型に好意的な声も多数上がりましたが、球場での大応援が世間の物議を醸す事態に発展。慶大や慶応高出身のアナウンサーらの番組内での発言にもさまざまな声が上がるなど、“慶応応援論争”はまだまだ収まりそうにありません。いつもの覆面メンバーが“アナウンサーが母校について語る時”について座談会を行いました。
 リポーター「慶応の応援については本当にさまざまな意見がある。TBSの井上貴博アナがラジオで、大応援への批判が慶応球児にまで及んでいるとして『そこだけは許せない』などと大号泣したけど、これが大炎上したね」

 ワイドショーデスク「慶応OBが出ているワイドショーなどの番組でも、決勝の前に出身の出演者が応援のコメントを口にするなどしたり、慶応の特集が目立つとして『マスコミは慶応びいきだ』という声も続出した。そんな空気の中での発言だったけれど、井上アナは母校というだけでなく、野球部OBだから当事者。その発言はアリかと思っていたけど、号泣したりして、冷静さが足りなかったかな?ウチの局の男性アナに聞いてみたら『アナウンサーに求められるのは公平性。ちょっとでもバランスを欠いてしまうと叩かれるのが当然の仕事』と言っていた。そういう意味ではあの時の井上アナはバランス感覚を欠いてしまったように聞こえたかもしれない」

 スポニチアネックスデスク「こちらでも他局の男性アナに聞いてみたら『何か発言をする時には、反対側にも同じ熱量の人たちがいるということを意識して発信することが大切で、それを意識している』と話していた。アナウンサーは本当にバランス感覚が大切な仕事なんだと思う。だけど、井上アナは慶応高野球部OBの当事者として、あえてその立場をとったのかもね」

 週刊誌記者「だけど、もともとアンチ慶応の人はいるし、さらに今回はあの応援でその空気が広がった。そんな中で、井上アナが当事者として発信してもハレーションは起きるよ」

 リポーター「それに比べてなのか、周りで『NHKアナはやっぱりいい!』って言い出す人も出てきた。NHKのニュースウオッチ9でキャスターをしている青井実アナは丸井の創業者の孫っていう御曹司で、慶応幼稚舎から慶大のエリートだけど、慶応高のニュースには自分の母校なんて話はしていないものね。NHKはこういう出身校の話を番組でしてはいけないルールがあるのかな?」

 スポニチアネックスデスク「NHKはルールはないけど触れないのを局内で『常識』としているそうだ。もし今回、誰か出身のアナウンサーが『母校です』と言ったら『NHKに求められる公平性の観点から抗議や苦情が相次いで寄せられるだろう』と話すNHK関係者もいたよ」

 ワイドデスク「ただ、出身アナが『実は私、卒業生でうれしく思ってます』と告白したとしても、それが個性でいいのではという声もある。要するにバランス、程度の問題。受け止める人がどうとらえるのか、それを考えないといけないということだね」
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