橋下徹氏　ライドシェアの賛否の議論「政治家個人のみならず政党の色も決める。各政党の賛否に注目すべき」

　元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏（54）が31日、自身のSNSを更新。交通手段維持のため一般ドライバーが自家用車で有償運送する「ライドシェア」について言及した。 　日本ではライドシェアは「白タク行為」として原則禁止されている。全面解禁には、国内タクシー業界の反発が根強いとされる。

　ライドシェアを巡っては、菅義偉前首相が19日の長野市内での講演で、導入に関する議論が必要との認識を表明。一方、斉藤鉄夫国土交通相は25日の記者会見で「安全確保の観点から問題がある」として、制度解禁に慎重な考えを示した。

　かねてからライドシェアを推奨している橋下氏は「政治の方向性が分かれる超重要ポイント。ライドシェアの賛否は政治家個人のみならず政党の色も決める。各政党の賛否に注目すべき」とつづった。