TBS、「VIVANT」で試みた“沈黙の宣伝”に手応え「ネットで盛り上がりを見せた一つの要因」

2023年08月31日 16:39

芸能

TBS、「VIVANT」で試みた“沈黙の宣伝”に手応え「ネットで盛り上がりを見せた一つの要因」
東京・赤坂のTBS Photo By スポニチ
 TBSの10月期改編説明会が31日、オンライン形式で行われ、俳優の堺雅人(49)が主演を務める今夏最大の話題作、TBS日曜劇場「VIVANT(ヴィヴァン)」(日曜後9・00)について手応えを明かした。
 「VIVANT」は、「半沢直樹」「下町ロケット」シリーズなどドラマ史に残る大ヒット作を生み続ける同局・福澤克雄監督が原作を初考案したオリジナルドラマ。“制作費は1話1億円”といわれる大規模な映像と壮大なスケール、先の読めないストーリー展開が話題となり、ネットを中心に視聴者による“考察合戦”が白熱するなど、新たなドラマの楽しみを提供し続けている。

 今作の宣伝には、「ストーリーや役柄を初回放送まで一切明かさない」という異例の手法が取られた。

 この効果について、同局の編成部企画総括・畠山渉氏は「ドラマのPRの形はこれまでもいろいろと試作してまいりましたが、今回に関しては、ストーリーを一切出さないという手法。それが策を講じて、いろんな形でネット・SNSを含め盛り上がりを見せた一つの要因だろうと思っております」と分析。

 今回の宣伝方法について、「この先、成果を含めて、我々も洗い直す機会が出てくるとは思うのですが、視聴者のみなさまに“次はどうなるんだ”と期待が膨らむ形は、もしかすると功を奏したのかなと感じております」と手ごたえを口にした。
【楽天】オススメアイテム