ぼる塾　15個ものNG項目を披露　田中卓志もあ然「これをNGにしてテレビに出てるっていうのが凄い」

　お笑いカルテット「ぼる塾」が30日放送のフジテレビ「内村と相棒」（水曜深夜0・25）に出演。15個ものNG項目を明かした。 　ぼる塾は2019年にきりやはるかとあんりのコンビ「しんぼる」と田辺智加と酒寄希望のコンビ「猫塾」が合体して結成。“働き方改革”を実戦しているとし、多数のNG項目を設定しているという。

　項目としては水着、休みなし（週1休み・育休ＯＫ）、自宅、絶叫系、激辛料理、虫、暑い＆寒い場所など。さらには田辺だけのNG項目としても心霊系、浜辺、無人島、動物、温泉、足湯があるという。

　このリストに、番組MCの内村光良は「全部、『イッテQ！』はやってる」とMCを務める日本テレビ「世界の果てまでイッテQ！」について触れると、あんりも「『イッテQ！』は来ないですね、私たち」と苦笑した。

　進行の「シソンヌ」の長谷川忍から「NGなしで体を張り続けてる田中さんはどうですか？」と投げかけられた「アンガールズ」の田中卓志は「これ、体張らないと、テレビに出られないから、若手の頃。しゃべれないの、面白くないんだから。だから、凄いの、これをNGにしてテレビに出てるっていうのが凄いなと思って」と驚き。長谷川も「ちょっと怖いですよね」ともらした。

　内村は「なんでNGなのかわからないのもある、浜辺」と首をひねると、田辺は「砂浜を素足で歩くっていうのが、ジャリジャリって
指の間に砂が入るのが鳥肌が立っちゃって無理で。考えただけで無理」とキッパリ。あんりも「海ロケはないです。海ロケも靴を履いて」と説明。ただ１つだけ許されている場所があるそうで、田辺は「ハワイ」と満面の笑み。これには田中は「なんだよ、ズルいよ！」と不満をもらした。

　さらに、足湯についても田辺は「足湯はとんでもなく巻き爪なんですよ。恥ずかしくて。年を重ねるごとにかかとが信じられないぐらいカサッカサで。それを見せるってことは恥ずかしい。NGです」と答えた。

　そもそもここまでNG項目は増えたのは理由があるという。あんりは「とにかく自分たちが楽しくやれることだけやろうっていうのが4人が集まったテーマだった。楽しくやるためには何が嫌だ！っていう会議をしたら、こういうのがどんどん出たんです。大食いも私たちは食べることが好きで、挑戦ものだとどうしても苦しみながら食べるから。“楽しみながら食べたいよね！”っていう。楽しむためにどんどんNGにしていった」と説明した。

　田辺のNG項目の中から番組内で1つだけ解禁することに。あんりは「私たちの夢として旅番組の冠番組を持ちたい、っていう（のがある）。このまま、田辺さんに解禁してもらわないと、夢が叶わない。この番組をお借りして、田辺さんにどれか１つでも解禁していただいて、夢に向かって進みたい」と力説。田辺も快諾し、エンディングで足湯を解禁。なんとも不思議なエンディングに、田中は「何がいいのこんな番組。イカれてるとこんな番組。足入ってるだけでしょ？」と怒り心頭。田中も入る流れとなるも「おかしいだろ！なんだよ、こんな番組。こんな終わり方の番組ない！」と声を張り上げた。