「ご当地映画の巨匠」映画監督・市川徹氏が死去 75歳 石田純一&いしだ壱成初共演映画が訃報
2023年09月01日 10:44
芸能
神奈川・横浜の映画館「シネマ ノヴェチェント」も1日、公式サイトに「訃報」として、「永らく癌闘病をされていた市川徹監督が今月30日、天に召されました」と掲載。「葬儀などはご家族で済まされるとのことで、活動拠点のピュアステージでお別れの会など今後行われる予定です」と記し、「現在当館で上映中の『月の道』が監督作品としての遺作となります」と、3日まで上映される作品を紹介。また「年内に追悼上映会を行う予定です」とした。
また、市川さんの作品で岡山県津山市を舞台にしたコメディー映画「津山城下町~文太がゆく~」で主演を務めた、お笑いタレントのシベリア文太も自身のSNSを更新し、「今回の映画にも、こんな僕を主役に抜擢してくださった市川徹監督が、一昨日亡くなられた。映画の完成を待たずに…“監督、そりゃ、ないですよ~!”」と吐露。「ありがとうございました」と感謝を記した。
市川さんは1948年7月28日生まれ。1993年、「ファンキー・モンキー・ティーチャー3康平の微笑」で映画監督デビューし、数多くコメディ映画やVシネマ作品を手がけた。地域密着映画にも力を入れ、「ご当地映画の巨匠」と評されていた。