「KAT―TUN」中丸雄一 ジャニーズ事務所特別チーム会見について言及「認めるのであれば…」

2023年09月03日 07:49

芸能

「KAT―TUN」中丸雄一 ジャニーズ事務所特別チーム会見について言及「認めるのであれば…」
ジャニーズ事務所 Photo By スポニチ
 「KAT―TUN」の中丸雄一(39)が3日、レギュラー出演中の日本テレビ「シューイチ」(日曜前7・30)で、故ジャニー喜多川前社長による性加害問題の調査をしていた外部専門家による「再発防止特別チーム」の会見について言及した。
 特別チームは8月29日に会見を行い、調査報告書を公表。ジャニー氏の性加害を「事実」と認定。問題の背景には同族経営の弊害があるとし、再建に向けてめいの藤島ジュリー景子現社長(57)の辞任などを提言した。

 ジャニーズ事務所は特別チームの提言を受け、会見を今月7日に行うと発表した。今回の問題でジャニーズ事務所による会見が開かれるのは初めて。

 中丸は「僕、この会見1時間半ぐらいですかね。ほぼすべて拝見したんですけど、とても冷静で整理されている会見だなという印象を受けました」とし「かつジャニーズ事務所の今後とるべき道というのも参考になることが多くあったんじゃないかなと思います」と語った。

 そして「今後ポイントとなるのは事務所が認めるのかということと、それに付随して賠償のことも会見で発言してましたけど、それがどうなっていくのかが気になりますね」とし「というのも被害受けた方も“お金ではなくて認めてほしいんだ”って方のコメント聞きましたけど、様々な考え方があると思うので認めるのであれば、賠償のこともセットで考えなければいけないのかなと思いますね」と指摘。「かつ今までやってきた相談窓口、精神的サポートチーム、この4つが揃ってようやく1つの完成の形に近づくのかなと個人的には思っています」と語り「完成した時に今後5年なのか、10年なのか、はたまたそれ以上なのか。運営していく必要があると思います」とした。

 その上で「会見の最後でも“人権について高く意識を持って今後も業界を引っ張っていくべきだ”って発言があったと思うんですけど、所属する者としては全面的にその部分に関しては賛同しますね」と中丸。「会社の規模的にも恐らくそれが可能だと思うんです。なので、これをいいきっかけとまでは言いませんけども人権に対して考えを持ってこの業界が気持ちいいものだという風にしてほしい願いはありますね」と今後の事務所への願望も口にした。

 本紙の取材では、ジュリー氏は周囲に辞任の意向を伝えている。そのため、7日の会見には新社長が出席する。所属タレント最年長の東山のほか、国分太一、子会社「ジャニーズアイランド」社長を務める井ノ原快彦らの名前が挙がっている。

 また、29日の会見では、特別チームは「ジャニーズ」の名称変更について「事務所が考えること」と回答。名称にも注目が集まっている。

 3日午前5時50分からのテレビ朝日「サンデーLIVE!!」では、メインキャスターを務める「少年隊」の東山紀之(56)が3日、「再発防止特別チーム」の会見について言及。終始神妙な表情で「最初に私から、ひと言、お話させていただきます。8月29日に再発防止特別チームにより発表されました厳しい指摘と改革案を含む調査結果を重く受け止め、9月7日に会見を開き、今後の取り組みに関して、事務所がご説明することになっています。その会見を前に今日の段階では私としてはこれ以上のコメントは控えさせていただきますことをご理解いただければと思っています」と語った。

この記事のフォト

【楽天】オススメアイテム