工藤静香　30年ぶり台湾公演　スタイル抜群黒ロングドレス姿に地元ファン大興奮「毎週台湾に来て！」

　歌手の工藤静香（53）が2日夜、30年ぶりの台湾公演を台北市の国父記念館で開催した。抜群のスタイルが分かる、背中がぱっくり開いた黒のロングドレス姿で登場すると、約2000人の観客は大歓声。工藤が「大家好、我是工藤靜香、好久不見！（こんにちは工藤静香です。お久しぶりです）」と中国語であいさつすると、会場からは「シーちゃん！」「ダイスキー！」などの声が起こり、互いに1993年6月以来の再会を喜んだ。「 　ずっと見守り、待っていてくださった皆さんと同じ空間で再び歌えて、心から感謝します」と万感の思いを込めて、19曲を熱唱した。

　会場には、30年前のライブにも参加した熱烈なファンも。46歳のエンジニア男性は、これまで工藤が発売してきたあらゆる作品のコレクションを持参し「まさか台湾に来てくれるなんて！」と大興奮。「毎月でも毎週でも台湾に来てほしい。シズカー！I　LOVE　YOU！」と叫んでいた。

　43歳の男性は「自分も工藤さんと同じく2人の娘がいる。仕事と家庭を両立する姿に憧れる」と語った。また会場には台湾人歌手の羅志祥（ルオ・ジーシァン、44）や、女優の林志玲（リン・チーリン、48）らから花が届いた。