「らんまん」今度はU字工事が朝ドラ初出演！浜辺美波と共演し感激「ごめんねごめんね～」披露にネット爆笑

　俳優の神木隆之介（30）が主演を務めるNHK連続テレビ小説「らんまん」（月～土曜前8・00、土曜は1週間振り返り）は8日、第115話が放送され、お笑いコンビ「U字工事」の福田薫（45）と益子卓郎（45）が事前告知なしのサプライズ登場。渋谷に到着した旅人役で、朝ドラ初出演を果たした。益子は「ごめんねごめんね～」の代表的なギャグも披露。ヒロインの女優・浜辺美波（23）との共演に「よく地元の栃木に帰ると友達やロケ先で『今まで出会った人で誰が一番きれいだった？』と聞かれるんですが、これからは浜辺さんと答えようと決めました！」（福田）「浜辺さんはとてもおきれいで、にこやかに迎えてくれて、まるで地元の塩原温泉に浸かった時のような安心感を与えてくれました。お会いできて、うれしかったです」（益子）と感激した。 　＜※以下、ネタバレ有＞

　朝ドラ通算108作目。「日本植物学の父」と称される牧野富太郎をモデルに、江戸末期から昭和の激動の時代を生き抜き、明るく草花と向き合い続けた主人公・槙野万太郎の人生を描く。脚本はNHK「流行感冒」「群青領域」「旅屋おかえり」なども手掛けた注目の劇作家・長田育恵氏。神木の朝ドラ出演は2007年度前期「どんど晴れ」以来16年ぶり2作目。初主演となる。男性主人公は20年度前期「エール」（窪田正孝）以来3年ぶり。

　第115話は、気持ちを新たに再度、渋谷へ向かった寿恵子（浜辺美波）。弘法湯で身を清めてお参りに行く人に出会ったり、茶屋で出されたポルトガルの菓子「ボーロ」に感動したり、柳橋の芸者だったとよ香（入山法子）と葉月（実咲凜音）の話を聞き、渋谷の街に魅了されていく。万太郎（神木隆之介）のように渋谷を“観察”した結果、寿恵子は弘法湯主人の佐藤（井上順）や居酒屋店主の荒谷（芹澤興人）、とよ香と葉月らを座敷に呼び、この町で人と人をつなぐ待合茶屋を開きたいと伝える…という展開。

　寿恵子が渋谷を観察中に見掛けたのが、U字工事演じる旅人。大山参りのため、渋谷の弘法湯に到着。寿恵子は微笑ましい表情を浮かべた。

　福田は「出演が決まった時はまず驚いて、すぐに本当かな？と疑って、最後に喜びの気持ちがジワジワと湧いてきました。家族には晩ごはんの時に発表して奥さんと子供に祝ってもらいました！撮影のスタジオでは監督、技術、美術さんからプロのオーラがあふれていて圧倒されました。特に自分らの後で座る演技をしている俳優さんが、セットの雰囲気に自然に溶け混んでいる凄さに見惚れてしまいました」とコメント。。

　益子は「出演が決まった時は『オレらで大丈夫なのか？』という心配な思いがありました。たまたまですが、台詞に出てきた大山や弘法の湯なども登山が好きなので実体験で何度か経験しているので、うれしかったです。田舎からきた役柄でしたので、本番前にNHKの食堂でのっぺい汁（根菜類を中心とした小煮物類）を飲み、役作りしました」と振り返った。

　東大職員役を演じた「クールポコ。」の小野まじめ、郵便配達員役を演じた「ジョイマン」の高木晋哉、荷物の配達員役を演じたなすび、料亭「巳佐登」料理人・圭造役を俳優「大橋彰」名義で演じたアキラ100％に続くお笑い芸人の“ゲスト出演”。SNS上には「U字工事かよっw」「ごめんねごめんね～。またネタが仕込まれてたw」「U字工事、栃木から大山詣りか？」「隙あらば芸人」などの声が続出。視聴者の爆笑や驚きを誘った。