「らんまん」寿恵子、妄想→待合茶屋「山桃」実現!ネット沸く「もう女将の貫禄」ボーロ、小林一三も登場

2023年09月08日 08:15

芸能

「らんまん」寿恵子、妄想→待合茶屋「山桃」実現!ネット沸く「もう女将の貫禄」ボーロ、小林一三も登場
連続テレビ小説「らんまん」第115話。ついに渋谷に待合茶屋「山桃」を開業した寿恵子(浜辺美波)(C)NHK Photo By 提供写真
 俳優の神木隆之介(30)が主演を務めるNHK連続テレビ小説「らんまん」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は8日、第115話が放送された。話題のシーンを振り返る。
 <※以下、ネタバレ有>

 朝ドラ通算108作目。「日本植物学の父」と称される牧野富太郎をモデルに、江戸末期から昭和の激動の時代を生き抜き、明るく草花と向き合い続けた主人公・槙野万太郎の人生を描く。脚本はNHK「流行感冒」「群青領域」「旅屋おかえり」なども手掛けた注目の劇作家・長田育恵氏。神木の朝ドラ出演は2007年度前期「どんど晴れ」以来16年ぶり2作目。初主演となる。男性主人公は20年度前期「エール」(窪田正孝)以来3年ぶり。

 第115話は、気持ちを新たに再度、渋谷へ向かった寿恵子(浜辺美波)。弘法湯で身を清めてお参りに行く人に出会ったり、茶屋で出されたポルトガルの菓子「ボーロ」に感動したり、柳橋の芸者だったとよ香(入山法子)と葉月(実咲凜音)の話を聞き、渋谷の街に魅了されていく。万太郎(神木隆之介)のように渋谷を“観察”した結果、寿恵子は弘法湯主人の佐藤(井上順)や居酒屋店主の荒谷(芹澤興人)、とよ香と葉月らを座敷に呼び、この町で人と人をつなぐ待合茶屋を開きたいと伝える…という展開。

 ボーロを口にした寿恵子は「歯応えとフワフワが一緒に来て、懐かしいような…」と“食リポ”。お茶は鍋島家の松濤園のもの。「知らなかったなんて、不覚でしたよ」。寿恵子の個性的な発言に、話が弾み、場が和んだ。

 明治30年(1897年)11月、万太郎と虎鉄(濱田龍臣)が東北への採集旅行から帰京。夜、万太郎は「わしはまだ寝とうない。何せ2カ月ぶりの寿恵ちゃんじゃ」。寿恵子は商いの話を切り出し、万太郎に「歩いて、観察して、私、この街が好きになりました」と伝えた。

 そして、佐藤らを招いた食事会。寿恵子はりん(安藤玉恵)に教わった“妄想の話”を始める。「この渋谷が、東京で一番賑やかな街になるなど」――。誰が担いでもいい神輿をプレゼンテーション。“あぶれ者の吹きだまり”渋谷は唯一無二の街になると説いた。待合茶屋のお品書きには、カネ(梅沢昌代)の握り飯もあった。

 万太郎は虎鉄の実家から待合茶屋の“守り神”となる木(ヤマモモ)を送ってもらった。

 夜、実業家・小林一三(海宝直人)も渋谷に初めて降り立つ。逓信省鉄道庁の相島圭一(森岡龍)が待合茶屋「山桃」に連れてきた。女将の寿恵子が出迎えた。

 SNS上には「観察スタイル寿恵子」「ブラスエコ渋谷編その2」「寿恵子のプレゼン力」「寿恵子の都市プランニング」「商いの天才」「もう女将の貫禄あり」「寿恵ちゃんの少女時代からの妄想癖がこんなところにつながるとはお見事」などの声が上がった。

 寿恵子の“大冒険”第2章の幕が上がる。

この記事のフォト

【楽天】オススメアイテム