北村弁護士「慶応・清原選手も留年されていて…」甲子園V校の“厳しさ”を力説「平気で留年させる」
2023年09月08日 10:09
芸能
北村弁護士のもとに、「慶応高校の過度な応援について質問です」と、慶応の応援が過度だったのではないか…というメッセージが寄せられた。
この質問を受け、北村氏は「慶応高校には、私自身、特別な思いがありまして。昭和37年、1962年の夏ですね。私の母校・長野高校と慶応高校が、甲子園の初戦で当たりまして、慶応が3―0で勝ったんです」と回顧。「その当時から慶応高校は長髪で、私は高校生になってからその事実を知って大変驚いた。長髪でやってるチームがあって、しかも神奈川で甲子園に出るなんて…と」と、高校球児だった自身の思い出を振り返った。
北村氏の長野高校と慶応高校は、練習試合を定期的に行っていたといい、北村氏が慶応のグラウンドを訪れた際には「長野では見たことないような素晴らしいキャンパス、そして野球部専用のグラウンド。何より、大学入試の心配をせずに野球に打ち込めるのは、大変うらやましいなという思いはありました」と、当時の率直な思いを明かした。
北村氏が通っていた長野高校は進学校のため、中学時代にともに野球をやっていた仲間は「勉強に専念したいから」という理由で野球を辞めてしまった人も少なくなく、付属で大学に行ける慶応は羨望の的だったという。しかし「ところがそうでもないと」と、のちに慶応野球部だった人から話を聞いたところによると「平気で留年させるということで、そこは意外と冷淡だと。2年連続留年はできないそうで。仮に2年連続で留年してしまった場合は、要するに退学という、大変厳しいところだそうで」と、進学するために厳しいハードルを設けているのだという。「6年かけて卒業する猛者もいる」と明かした。
今夏の甲子園決勝に代打で出場した、西武、巨人などで活躍した清原和博氏を父に持つ勝児内野手も「1年生時に留年されているそうで」と説明。「勝児選手は今2年生ですが、今年が最後の大会だったと。そこは、慶応の厳しさなんだなと知りました」としみじみと語った。