ジャニーズ性加害問題 各企業が広告見直し Snow ManをCM起用・アサヒHD「人権方針に反する」
2023年09月08日 16:06
芸能
会見を行う以前から各企業は、所属タレントを起用したCMの公開延期や、CMキャラクターの変更など対応に着手。会見翌日には、嵐の相葉雅紀をイメージキャラクターに起用している東京海上日動火災保険が、同事務所との広告契約の解除を検討していると明らかにした。「嵐」を広告に起用していた日本航空も「適切な対応が取られるまでの間、広告への起用を見送る」と表明するなど、スポンサー企業からは性加害の事実に厳しい見方が相次いだ。
この日、「Snow Man」を「ミンティア」のイメージキャラクターに起用するなどしているアサヒグループホールディングスは、スポニチアネックスの取材に対し「今後、ジャニーズを起用した広告や新たな販促は展開しない」と発表。現在、テレビCMが放送されているのは「ミンティア」のみだが、アサヒビール、アサヒ飲料など計4商品で、ジャニーズのタレントをイメージキャラクターに起用。現時点での契約は、満了をもって解除するという。
同社は、性加害問題は「『アサヒグループ人権方針』に反する」として、今回の決断に至ったと説明した。