「どうする家康」忠次・大森南朋「相当つらかった」“数正・松重豊ロス”告白…殿・松潤とは“コソ練”実施

2023年09月10日 05:00

芸能

「どうする家康」忠次・大森南朋「相当つらかった」“数正・松重豊ロス”告白…殿・松潤とは“コソ練”実施
酒井忠次ゆかりの山形県鶴岡市を訪れ、大河ドラマ「どうする家康」のトークショーに参加した大森南朋(C)NHK Photo By 提供写真
 NHK大河ドラマ「どうする家康」(日曜後8・00)で家臣団の大黒柱・酒井忠次(左衛門尉)役を好演している俳優の大森南朋(51)が9日、忠次ゆかりの地・山形県鶴岡市で行われたトークショーに参加。撮影の舞台裏などを語った。
 <※以下、ネタバレ有>

 元和8年(1622年)、庄内藩の初代藩主となったのが忠次の孫・酒井忠勝。鶴岡市は庄内藩の城下町だったため、地元は今回、「我が殿、ついに鶴岡へ!」と沸き上がった。大森はイベント前、今も鶴岡市に住む酒井家当主らと忠次所有と伝わる刀や徳川十六将図などを見学。忠次も眠る酒井家墓所(現在は非公開)も訪れた。

 鶴岡市文化会館(荘銀タクト鶴岡)に集まったファンは850人。「どうする家康」トークイベントへの大森の単独出演は今回が初となった。

 前回第34話(9月3日)、盟友・石川数正(松重豊)出奔(天正13年、1585年)の“真相”が描かれ、数正は“退場”。大森は「長い撮影の中で、家臣団の結束が強くなっていた中、石川数正への思いなのか、撮影が終わってしまう松重さんを思ってなのか、とにかく演じていて相当つらかったです。数正がいなくなり、バランス的に寂しいと思っているのか、松重さんがいなくて寂しいのか、様々なことを思うようになりました」と“ロス”を告白。

 座長の松本潤からスペシャルビデオメッセージも届き、「コソ練」こと2人によるコッソリ練習も明らかに。「立て込んでくると、台詞を覚える時間がない。そんな時、相手がいた方が自分の中に(台詞を)取り込みやすいんです。自分はそういうタイプだったので、松本くんにも「大変だったら、一緒にやるよ」と声を掛けました。歴史の解釈や感情の入れ方などを細かく話し合いました。一回、秀吉が、ムロ(ツヨシ)くんが来ちゃったこともありました」と笑って振り返った。

 10日は総合テレビ「ラグビーワールドカップ2023 1次リーグ・プールD 日本×チリ」(後7・30~10・30)のため、放送休止。次回第35話は「欲望の怪物」(9月17日)がオンエアされる。
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