山田涼介、恋愛映画初主演「とてもやりがいのある役」 共演・浜辺美波、来年1月公開「サイレントラブ」
2023年09月11日 07:00
芸能
主人公は希望もなくただ生きてきた青年。「何があってもピアニストになる」と夢を諦めない音大生を応援し、目が不自由な彼女のために全ての危険から守ろうとする。声を発さないため、思いを伝える方法はそっと触れる人さし指とガムランボール(バリ島生まれの楽器)の音色だけ。セリフに頼らずに、どのような表現で思いを伝えていくのかが見どころだ。
山田はヒット作「暗殺教室」シリーズなどの映画に主演してきたが恋愛映画は初めて。既に撮影済みで「本当に難しかったですが、とてもやりがいのある役でもありました」と充実の表情を見せた。
何を考えているかも分からない青年が、音大生と出会って目の中に光が生まれてくる。その加減に苦労した。撮影中は毎日台本を全て読み返す日々で「言葉を発さずに気持ちを表現したり、気持ちを入れていくということをずっと考えていました。行動、しぐさ、目の芝居など繊細な部分が多く、頑張って挑みました」と語った。
現場で内田監督とやりとりを密にしながら作り上げた。「台本があってないような考え方の監督。その場その場の状況をくんで作り上げているのが凄く楽しくて、変わった方だなと思いながらもどんどん面白くなり、楽しみながら演じることができました」と笑顔で話した。