ユージ ジャニーズ問題で事務所へ要望「迅速な対応は大事だけど…迅速に収束を目指して欲しくない」

2023年09月11日 14:28

芸能

ユージ ジャニーズ問題で事務所へ要望「迅速な対応は大事だけど…迅速に収束を目指して欲しくない」
ユージ Photo By スポニチ
 タレントのユージ(36)が11日、TBS系「ゴゴスマ~GO GO!smile~」(月~金曜後1・55)にコメンテーターとして生出演し、ジャニーズ事務所の故ジャニー喜多川元社長による性加害問題について自身の思いを語った。
 7日に事務所が開いた会見では、藤島ジュリー景子氏が社長を退任し、少年隊の東山紀之が5日付で新社長に就任したことを発表。東山は性加害問題を事実と認め「鬼畜の所業」「人類史上、最も愚かな事件」と断罪した。今後は年内でタレント業を引退し、被害者対応に当たる。会見を受け、複数のスポンサー企業が同事務所所属のタレントの広告起用を見送ったり、契約満了をもって終了する方向性を示している。

 ジャニーズ事務所側の対応について、ユージは「会見を行ってからは、会見で具体的な思いを発信されて、迅速な対応を目指していると思う」と推測した。一方で、「被害で苦しんでこられた方は長期間にわたって苦しんでいる方もいますし、迅速な対応は大事なんですけど、迅速に収束を目指して欲しくないですよね」と懸念も口に。「いち早く問題を救済して、救済しました。はい終わり、じゃあ次のステージへって、切り替えるためのスピード感ではなくて、スピードを持った対応でありつつ、長期的なケアを含めた対応を目指してもらいたいなと思います」と願いを語った。

 また被害者の長年の心の傷にも配慮。「救済の法を超えた金銭的な救済があったとしても、それは一時的にもらえるものであっても、心の傷はポンと消えるものではない」と指摘し、「被害者救済に当たる事務所側には「そこにかけては長期的に向き合う覚悟で」と要望を語った。
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