葵わかな　主演舞台「アナスタシア」再演に熱意　「私の中では半分、決定事項だった」

　女優の葵わかな（25）が11日、東急シアターオーブで12日に初日を迎える主演ミュージカル「アナスタシア」のプレスコールと初日前会見に臨んだ。プレスコールでは葵が歌う「過去への旅」など、7つの場面が報道陣に公開された。 　舞台は帝政ロシア崩壊後の「アナスタシア伝説」にもとづいた物語で、アカデミー賞も受賞した同名アニメに着想を得た。ミュージカルは17年の世界初演から好評を博した。日本では20年3月1日より全52回の公演が予定されていたが新型コロナウイルスの感染拡大により、わずか14回の上演にとどまった。

　葵は今回のリベンジ公演について「私的には決まる前から絶対やりたいと思っていた。私の中では半分以上決定事項だった」と並々ならぬ熱意を見せる。ダブル主演を務める木下晴香（24）も「ほっとした感覚があったというか、もう1回チャンスをもらえることをうれしく思いました」と再演を喜んだ。

　舞台は東京公演が12日から10月7日まで東急シアターオーブで、大阪公演が梅田芸術シアターで10月19日から31日まで上演される。