Aマッソ トガっていた若手時代を仲良しのお笑いコンビがぶっちゃけ「かみついてくるなっていう」

2023年09月13日 13:04

芸能

Aマッソ トガっていた若手時代を仲良しのお笑いコンビがぶっちゃけ「かみついてくるなっていう」
「Aマッソ」加納(左)と村上 Photo By スポニチ
 お笑いコンビ、Aマッソの加納(34)と村上(35)が12日放送のテレビ朝日「証言者バラエティ アンタウォッチマン!」(火曜後11・45)に出演。仲の良いお笑いコンビから、トガっていた若手時代を明かされる一幕があった。
 この日番組ではかつてトガっていたというAマッソが変貌を遂げ注目を浴びるようになったことに着目した。

 2人は大阪・住吉で小学5年の時に出会い、大学時代の2010年に加納が村上を誘う形でコンビを結成。11年に上京、1Kの部屋に2人で暮らしながら若手のライブに出演した。加納は当時について「なれ合う気がなかったというか。売れてないやつら同士で飲みに行って何がどうなんねん、みたいな。もう本当に、自分たちのアイデンティティはネタしかないって思ってましたね」と回顧。客席にサクラを仕込む、モニターを使うなど、当時斬新だったトガった漫才を披露していた。

 そんなAマッソが初めてテレビに出たのが2015年。NHKBSプレミアム)の「爆笑ファクトリーハウス 笑けずり」で、若手芸人が合宿生活をしながらネタを磨いていくというドキュメンタリー番組だったが、出演者の審査をしていたのが「サンドウィッチマン」。スタジオで伊達みきおは当時のAマッソについて「でもうまいなと思いましたよ。すぐ」、富澤たけしは「ただ時間はかかるんだろうな。この子たちはと思って。面白いのは間違いないけど」と感じていたと明かした。

 加納は「結構なことを、漫才の技術とか、細かいことを言ってくれはるんですけど、あんまりやっぱ聞いてないっていうか」と発言。「(サンドが)売れすぎてて実感がないんですよね」とも話した。

 番組ではAマッソの2年先輩で、現在は親友だという「ぺこぱ」にも取材。当時初対面だったというが、松陰寺太勇は「最初から後輩感がなかったよね」と証言。シュウペイは「相方が当時着物着てたんですけど、それで登場したんですよね。Aマッソたちの前に。(加納が)“何やあいつ”みたいな」、松陰寺も「かみついてくるなっていう。本当にもう1人だけBREAKING DOWN来てるんじゃないかっていうぐらいの顔してたんで」と振り返った。

 シュウペイは「でなんかその時に、投票して、その中から誰か(1組を)を落とすみたいな。その時に松陰寺さんが選んだのAマッソだったっていう。直ちにトガったあの女の子2人を落とそうとしてました」とぶっちゃけ。松陰寺は「トガった鋭利な部分、必ず俺らに向いてくると思って。Aマッソがいない方が俺たちの身は安全かもしれないと思って」と続けた。

 VTRを見た加納は「最初は着物で化粧して、なんじゃこいつ」、村上が「こんなやつら面白いワケないやんみたいな感じでにらみつけてた」と苦笑した。

 だが、VTRではさらに松陰寺がAマッソの「ネタを見た時に本物のトガりを見たというか」とも告白。「お盆に何かをのせて、それをこぼすみたいな漫才だったんですよ。発想と切り口が見たことなさすぎて、全く理解できなかったんですよ。でもなんかトガってるのは分かったんで。“理解できない”とは言えずに、“なるほどな”って言ってました」と話して笑わせた。

 だが、その後、トガり芸人だった、Aマッソは弱い部分を見せることを楽しめる新境地に。松陰寺は「例えばひな壇の座り方も、今と2016年だと若干加納は違うかなっていうのがあって。2016年あたりだと、こういう感じ(前のめり)になってるんですよね。“行ったるぞ”みたいな。“隙間あったらワード差し込んだれ”、みたいな。だけど今は普通に座って、笑ってちゃんとやってんなっていうのは見えましたね」と明かした。

 また「ご飯を食べに行った時に、メークの話になって。加納なんて“すっぴんで出たるわい”、みたいなやつが、“ウチらももうええ年やから、ちゃんと奇麗にしてテレビ出なあかんねん”みたいなの聞いた時に驚きました」とも語った。
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