おでんツンツン男　迷惑動画投稿したワケ　おでんの前にも「卵投げ動画」投稿告白、スタジオから怒号

　「おでんツンツン男」こと豊嶋悠輔氏（34）が15日放送のABEMA「しくじり先生　俺みたいになるな!!」（毎月第1～3金曜後9・30）に出演。迷惑動画を投稿した背景を、ざんげとともに明かした。 　「7年前にコンビニのおでんをツンツンして、大炎上してしまったのが私、豊嶋悠輔です」と、ニヤニヤしながら登場。これにはさすがにスタジオからも失笑が漏れ、「堂々としてんな」「薄ら笑い浮かべて出てきてんじゃねえ！」と怒号が。豊嶋氏は早々に「ご迷惑をおかけしてすみませんでした」と頭を下げた。

　迷惑動画を投稿したことで逮捕され、留置所生活も経験するなど人生が一変。大炎上するとどんな恐怖が待っているのか、自らの「しくじり」を踏まえて経験談を語った。

　高校時代はアイスホッケーで国体にも出場したことがあるスポーツマンで当時からスケボーショップを経営。妻と3人の子供がいた。店の宣伝のために動画を投稿し始め、当初はスケボーのスゴ技や子供の練習風景などを挙げていたが、ネタがなくなって何気なく投稿した変顔動画が近所の小学生に大ウケ。「こんなんでいいならいくらでもやってやるよって思った」と煙草を投げて口でキャッチする、熱湯に指を突っ込むなどウケ狙いのおバカ動画を投稿し始め、これが迷惑動画につながる初手になってしまった。

　「ネットに疎く、承認欲求というより身近な友達やお店に来る友達の反応が全てでした。その人たちにウケるならと。舞い上がった」と次第に過激な動画を投稿し、ついには入院中の友人の病室に突撃して卵を投げるという完全なる迷惑動画を投稿するに至った。しかし、周囲の反応もよく、動画へのいいねの数やコメント数も明らかに跳ね上がってフォロワーも5万人に増加。スタジオからは「迷惑が好きな奴が集まったんだな。そいつらも悪い」と断罪の声が挙がった。

　周囲の友人からは「面白い、もっとやった方がいい」と煽られ、迷惑動画はやめた方がいいと指摘する人はいなかったという。調子に乗って迷惑動画を投稿し続け、動画投稿を始めて2年足らずで迷惑動画男に。「いいねの向こう側にはその数倍の厳しい目が光っている」と教訓を得たと明かした。