「VIVANT」最終回前に三谷幸喜氏が考察披露　驚きの4兄弟説に堺雅人「するどい…いや」

　脚本家の三谷幸喜氏（62）が16日、TBS系「情報7daysニュースキャスター」（土曜後10・00）の生放送に出演。17日に最終回を迎える同局の日曜劇場「VIVANT（ヴィヴァン）」（日曜後9・30）の考察を披露した。 　この日の番組には「VIVANT」で主演を務める俳優・堺雅人がゲスト出演。ドラマについて、SNSなどでさまざまな考察合戦が繰り広げられていることが話題になると、「頭いい人がいるんですよね」と感心しつつ「“あの時のあの視線が怪しかった”と言われると、どんな視線だったっけ？と思って見直して、ちゃんとしてたかなとドキッとする」と演者の立場から語った。

　番組では三谷氏が“プロの視線”から「VIVANTは『日曜劇場』である」という考察を披露。「日曜劇場はすごい歴史があるじゃないですか、昔石井ふく子さんがプロデューサーやってらした。基本はホームドラマだと思うんです。家族の話」と説明し、「だから絶対最終回は家族がテーマになるような気がするし、誰かと誰かが兄弟だったっていうのが明らかになる」と予想を語った。

　続けて「あやしいと思ってるのは、堺雅人と阿部寛が兄弟。なおかつ長男が（伯父役の）井上順。島根3兄弟といわれてね」と大胆な考察を口に。堺が目を丸くして「役所（広司）さんは関係ない？」と聞くと、「役所さんも親子のように見せかけて実は兄弟。4兄弟」と三谷氏。堺は「でも、するどい…いやわかんない。何ともいえない」とけむに巻きつつ、「日曜劇場なんだ、というのは確かにそうですね。脈々とテーマがある」と話していた。

　しかし番組のラストでは安住アナが「三谷さんは5回目くらいまでしか見ていない」と自身の“考察”を披露しオチを付けていた。