ガーシー被告弁護人 保釈の条件明かす「テレビ出演や配信は行わない」 被告は激ヤセ「17、18キロ」

2023年09月22日 13:13

芸能

 元参院議員のガーシー被告(本名・東谷義和)の弁護人を務めるという高橋裕樹弁護士が21日、自身のYouTubeチャンネルを更新。現状を報告した。
 ガーシー被告は俳優の綾野剛らをYouTubeで脅迫したなどとして、暴力行為法違反(常習的脅迫)や強要、証人威迫など5つの罪に問われ、19日に初公判が東京地裁(佐伯恒治裁判長)で開かれた。起訴内容について「間違いありません」と述べ謝罪。弁護側は常習性はないとして一部否認の姿勢を示した。一方、検察側は「(被告は)自己中心的で狂ってる」などという綾野の供述内容を朗読した。21日に東京地裁はガーシー被告の保釈を決定。保釈保証金は3000万円だった。

 高橋氏は「今日、無事東谷さんの保釈が通りました。被害者の方々がいる事件ですので、単純に保釈だ、わーい!という話でないんですが、本当に拘留が続ける必要があったのかという観点で考えた場合は疑問のある措置でした。保釈4回目のチャレンジで通った所がありますし。保釈保証金も、今年起きた重大事件と比べてどうなんだということはあるんですが、結果的に保釈されている状況が僕としては非常にホッとしています」と率直な心境を吐露。

 6月にガーシー氏が逮捕されて以降「釈放されるまでは動画作る時間を接見にあてたい」と動画の更新も控え、「ほぼ毎日」面会。拘置所に移ってからも週3、4日のペースで面会していたという。

 保釈が認められるにあたっては条件があり「何個か定められてるんですが、東谷さんに関しては配信やSNSはタッチをしないと。少なくとも判決までの間の法的なルールとして定められています。僕が生配信に出ることもないですし、ルール上仕方ないと思っていただくしかない」と理解を求めた。

 「ご本人、17、18キロ痩せてるので。今日の姿を見て心配になられている方や元気な声を聞きたいという方も非常に多いかなと思いますが、保釈の条件がついているのでテレビ番組等も含めて、配信、ライブ配信、SNSなどへの投稿は基本的に行わないと。そういうルールなんだなと思っていただければと思います」と当面、テレビ出演や配信などはしないとした。

 また、本人からの要望として、差し入れについて説明。これまで接見禁止のため一般の人との面会や手紙が禁止され、誰から差し入れられた物なのかわからないという状況が続いていた。しかし、第1回公判後に接見禁止が解除され、誰からの提供物なのか情報を得られたと報告した。

 今後に向けて「静かに応援していただけたらと思います。裁判に関してはいろんな憶測が出ていますが、弁護人としては中身に関しては発信するつもりはありません。弁護人発信と書いてあったらおかしいと思ってください。基本的に僕らは出しませんので」とし、裁判の内容については今後も発信しないと述べた。
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