霜降り明星・せいや結婚！　しかし決意のプロポーズに想定外の横やりが…「いや、大失敗やわ」

　お笑いコンビ「霜降り明星」のせいや（31）が22日深夜、「霜降り明星のオールナイトニッポン」（金曜深夜1・00）に出演し、結婚したことを発表。プロポーズ時に入った思わぬ“横やり”にもめげず、無事に結婚へとこぎ着けたこと明かした。 　プロポーズすることは決めていた。しかし、そこに至るまでにはひと山もふた山もあった。最初の山は決断しきれない自分の「心」だった。

　「“結婚やな”みたいに思いだしてから、ふらっとカルティエ行って、とりあえず指輪だけ買ったんですよね」

　吉日に合わせてプロポーズするつもりでいた。しかし「ちょっと待てよ」と心に迷いが…。「結婚したらエグいエロいトークとかできんようになるのかなとか、ホンマにスキャンダル出たら終わりやん、不倫やん。“怖っ”てなって1回、プロポーズできなくなった」と、ひとまず断念したことを明かした。

　迷う心に芸人仲間の言葉が響いた。テレビ収録で「チョコレートプラネット」の松尾駿、「ハナコ」の岡部大と一緒になった際、2人に思い切って相談した。

　「プロポーズするけど時期が早いなと思って尻込みしてしまって…。付き合って1年もしていないから早いんすかね？」

　ともに既婚者の2人からは家族のありがたさ、子供の素晴らしさなどを力説され、感極まった。カーステレオから流れる福山雅治の「家族になろうよ」で号泣したという。

　ここから2つ目の山が待っていた。アドバイスを受けたその日にプロポーズを決意。まずは自宅に置いておいた指輪を取りに帰り、再び外出してバラの花束を購入し、同棲中だった彼女の待つ部屋に帰宅。すでに号泣状態で、大好きな「サザンオールスターズ」の楽曲「幸せのラストダンス」をスマホから流しながら部屋の入り口のドアを開け「一緒にいましょう」と呼びかけた。

　しかしその時、部屋のソファーでリラックスしていた彼女からは「今じゃない、今じゃない」と大爆笑され、さらに想定外の事態が…。「“結婚してください”ってもう1回言ったときに、ユーチューブ（から音楽を）流しててんけど、プレミア入ってないから広告になって、グーグルの…って。プロポーズの瞬間、広告やったっていうのがプロポーズ」と赤裸々にてん末を語った。

　妻の笑顔が大好きというせいや。プロポーズの際「爆笑してたな。“何、それ”みたいな」の対応で魅力を再確認した。「携帯持って、桑田佳祐さんの曲かけながらバラ持って。泣きながら…。“結婚してくれ”のところは広告流れとるし」と振り返り、ため息まじりながら幸せそうに「いやあ、大失敗やわ」と締めくくった。