「Augusta　Camp　2023」スキマスイッチデビュー20周年祝福　大橋「忘れられない1日に」

　男性デュオ「スキマスイッチ」が23日、横浜赤レンガパークで行われた、自身が所属する「オフィスオーガスタ」恒例の音楽祭「Augusta　Camp　2023」に出演した。今年デビュー20周年を迎え、ともに在籍する山崎まさよし（51）、杏子（63）らが登場し祝福。曲のカバーやコラボセッションなど、総勢12組による祭典が土曜日の横浜を盛り上げた。 　潮風が吹きすさぶ会場に、「スキマスイッチ」の音楽が鳴り響いた。豪華なメンバーが曲をつむぎ、観客のボルテージは常に熱を帯びる。大橋卓弥（45）は「嬉しくて、感無量。僕らの作った曲を20年間皆さんが受け取ってくれたから、今日この日がある。忘れられない1日になった」と目を潤ませた。厚い雲が空を覆い、いつ雨が降ってもおかしくない状況。それでも最後まで悪天候になることはなく、「降らなくて良かった！」と晴れやかな笑顔で喜んだ。

　オーガスタキャンプは1999年夏に山崎まさよしの野外コンサートツアー「YAMAZAKI　MASAYOSHI　in　Augusta　Camp」としてスタート。2001年よりオフィスオーガスタ所属アーティストが集結するイベントとして定着し、今回で25年目。コロナ禍を超えて初めてとなる制限なしの開催で、出演者は観客とのコール＆レスポンスを堪能した。

　本編終盤には代表曲「全力少年」「Ah　Yeah！！」など、ヒット曲を乱れ打ち。来場・配信視聴あわせて1万5000人が全44曲、約6時間半のライブを見守った。最後は出演者全員がステージに登場し、手をつなぎ合って一礼。大橋と常田真太郎（45）は花束を手に、「これからもよろしくお願いします！」と笑顔でライブを結んだ。