博多大吉 若手時代の今では考えられない苦行 たった1人での2カ月のインドの旅「ノーカメラです」
2023年09月24日 15:50
芸能
「たぶんこのままフェイドアウトだろうから、辞めるときに華丸にあげよう、と思って、誰か新コンビで作ったら?みたいなぐらいになった」という。それでも、「いろいろなことがあって、華丸大吉の下にいた僕が休みになってテレビに出だした若手たちがみんな一斉に東京に行っちゃったんですよ。現実的にテレビに出せるやつがいなくなったので、呼び戻されたんです。4月から復帰する方向で話していいか、って」と苦笑。「私のアメリカの件は?」という疑問をぶつけたといい、「今からでも行け!って言われて。ちょっと海外に長いこといたという事実だけ作ろう、って。当時(会社が)20万円までなら出せると。僕が10万円あったので、30万円で2カ月行けるところを探したら、インドだったんですよ」と話した。
驚きの展開に、スタジオの共演者からは悲鳴も。大吉は「“1人でインド行ってこい!”って言われて、ノーカメラです。ニューデリーから一周したんです。“アメリカではなく、諸事情があってインドで修行してました”って」とまさかの苦行を明かした。
それでも、「結果論ですけど、インド行って変われたんですよ。引っ込み思案だったんです、芸人として。インドを1人で一周した時に“じっとしてても何にもなんねぇや。人間ってもうちょっと欲出していいんだな”と。インド人の皆さんを見て(思った)。ちょっとは前に出ていいのかなって」と振り返った。
さらに「華丸のために書いていたネタを4月にやることになって、そのネタがめちゃめちゃウケたんですよ。だから、“ああ、イケる!”って感じにはなりましたね。そこから前に出るようになりました、多少は」と話した。