「どうする家康」第36話は9・9% 3度目の1桁転落…バレー女子ブラジル戦が好視聴率14・1%

2023年09月25日 09:45

芸能

「どうする家康」第36話は9・9% 3度目の1桁転落…バレー女子ブラジル戦が好視聴率14・1%
東京・渋谷のNHK社屋 Photo By スポニチ
 嵐の松本潤(40)が主演を務めるNHK大河ドラマ「どうする家康」(日曜後8・00)は24日、第36話が放送され、平均世帯視聴率は9・9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが25日、分かった。世帯視聴率は全体的に低下しているものの、第30話(8月6日)の9・4%に続き、6話ぶり3度目の今作1桁台となった。
 最初の1桁台は、第10話(3月12日)の7・2%。43・2%の高視聴率を叩き出したテレビ朝日「2023ワールドベースボールクラシック1次ラウンド・日本×オーストラリア」(後7・08~10・00)と重なったため。今回は、前回第35話(9月17日)の10・1%から0・2ポイント下落。フジテレビ「FIVBパリ五輪予選/ワールドカップバレー2023女子・日本×ブラジル」(後7・14~9・49)が14・1%の好視聴率をマークし、立ちはだかった。

 同時間帯(後8・00~8・43)横並びは、フジ、テレビ朝日「ポツンと一軒家」(日曜後7・58)に続き「どうする家康」は3位だった。

 ただ、配信全盛時代となり「リアルタイムの世帯視聴率」は急激に低下。ゴールデン帯(午後7~10時)の総世帯視聴率(HUT、関東地区)は、

 2021年(年間) (21年1月4日~22年1月2日)=58・0%
 2022年(年間) (22年1月3日~23年1月1日)=52・8%
 2023年(上半期)(23年1月2日~23年7月2日)=50・0%

 2年前から8・0ポイントも激減。これに伴い、全番組の数字が低下しており、19年に20%超えを連発していた「ポツンと一軒家」も今年は13%前後で推移している。

 「リーガル・ハイ」「コンフィデンスマンJP」シリーズなどの古沢良太氏がオリジナル脚本を手掛ける大河ドラマ62作目。弱小国・三河の主は、いかにして戦国の世を生き抜き、天下統一を成し遂げたのか。江戸幕府初代将軍を単独主役にした大河は1983年「徳川家康」以来、実に40年ぶり。令和版にアップデートした新たな家康像を描く。古沢氏は大河脚本初挑戦。松本は大河初主演となる。

 第36話は「於愛日記」。徳川家康(松本潤)は真田昌幸(佐藤浩市)から、北条に領地を渡す代わりに徳川の姫が欲しいと要求される。本多忠勝(平八郎)(山田裕貴)の娘・稲(鳴海唯)を養女にし…と画策も、父娘ともに猛反対。そんな中、家康が探していた武田の女を、鳥居元忠(彦右衛門)(音尾琢真)が匿っていたことが判明。忠勝が説得に向かうも、元忠が抵抗し、一触即発の危機に陥る。あらためて於愛の方(広瀬アリス)が元忠に話を聞くと、意外な事実が…という展開。お市の方役を好演した北川景子が“ラスボス”茶々役でサプライズ再登場を果たした。
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