ラスボス茶々は北川景子! お市と母娘1人2役「お市とはまた違う、強さや危うさを併せ持った人に」

2023年09月25日 06:00

芸能

ラスボス茶々は北川景子! お市と母娘1人2役「お市とはまた違う、強さや危うさを併せ持った人に」
大河ドラマ「どうする家康」第36話。注目の茶々役は北川景子!お市の方役と1人2役は放送をもってサプライズ発表となった。徳川家康に銃口を向ける衝撃の初登場――(C)NHK Photo By 提供写真
 女優の北川景子(37)がNHK大河ドラマ「どうする家康」(日曜後8・00)で茶々を演じることが24日の放送で明らかになった。茶々の母、お市を演じていたため、1人2役を務めることになった。13歳の時の茶々は女優の白鳥玉季(13)が演じていたが、成長後のキャストは未発表のままで、視聴者の大きな関心を引いていた。主演の嵐・松本潤(40)演じる徳川家康のラスボスとして立ちはだかる。
 北川は2役同時にオファーがあったことを明かし「声の出し方や表情のつくり方はもちろん、かつらの形や衣装も相談させてもらって、扮装の力も借りながら、お市とはまた違う、強さや危うさを併せ持った人にできれば」とコメントを寄せた。

 これまで大河ドラマで1人2役を演じたケースは複数あった。母娘を演じた女優には、最近では2019年の「いだてん~東京オリムピック噺~」の杉咲花(25)、過去には1978年の「黄金の日日」の竹下景子(70)らがいる。

 茶々は若くして親を失い世の不条理を悟る。お市からの助けの要望に応じなかった家康を恨み「母上の無念は茶々が晴らします。茶々が天下を獲ります」と決意の言葉を残していた。そして豊臣家の庇護(ひご)に入り秀吉の側室になる道を選ぶ。秀吉の死後は豊臣家で大きな権力を握り、秀頼の母として自ら乱世を御する野心に目覚めていく。

 お市は家康と仲睦まじい関係だったのに対し、茶々は敵意をむき出しにする。北川が役を変えて家康と異なる向き合い方をしていくところが見どころの一つになる。北川は「ラスボスのようなキャラクターなので、遠慮せずに最後まで暴れ抜いてみようと思っています」と視聴者の期待感を高めた。
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