小池徹平「西遊記」堤幸彦氏の演出に「怖いな、怖いなと」　三蔵法師役「男性が演じる楽しさ出せれば」

　俳優の小池徹平（37）が27日、都内で行われた日本テレビ開局70年記念舞台「西遊記」の製作発表会見に出席した。 　主演の孫悟空は片岡愛之助、三蔵法師は小池、猪八戒は戸次重幸、沙悟浄は加藤和樹、玉竜は村井良大が演じ、三蔵法師一行として旅をする。牛魔王は松平健、妻・鉄扇公主は中山美穂、息子・紅孩児は藤岡真威人、金角は藤本隆宏、銀角は山口馬木也、虎力大仙は小宮璃央、鹿力大仙は押田岳、羊力大仙は桜庭大翔。また、鎮元子を田村心、玉帝と高伯欽を曽田陵介、高翠蘭を柳美稀が演じる。

　会見には豪華キャスト16人と演出担当の堤幸彦氏、脚本担当のマキノノゾミ氏が顔をそろえた。

　小池は「三蔵法師といえば、過去に女性が演じているという印象が強いとは思うんですけど。男性が三蔵法師を演じる楽しさ、ワクワク感、新しさみたいなものが出せればいいなと思っております」と意気込みを語った。

　堤演出について「怖いです」と苦笑。「本当に急な無茶ぶりがすごいんで。何が起こるか。本番始まってからも、怖いな怖いなと思いながら楽しみたいなと思ってます」と述べた。

　16世紀の明の時代に書かれた中国の小説が基になっている西遊記。1978年に「日本テレビ開局25年記念番組」として放送され、大ヒットした。45年の時を経て、令和版の「日本テレビ開局70年記念舞台」として企画され、LEDの映像技術、フライング、特殊効果をフル活用。ライブエンタメの可能性を徹底的に追求した、笑いあり、涙あり、人間ドラマあり、最先端、最新鋭の「誰も見たことの無い」舞台を創り上げる。11月から2024年1月にかけて全国4カ所で上演。札幌では上映会も行う。