戸次重幸「西遊記」で“やせ型の猪八戒”も「安心して見て」 西田敏行リスペクトで「どこかで福島弁も」
2023年09月27日 13:11
芸能
会見には豪華キャスト16人と演出担当の堤幸彦氏、脚本担当のマキノノゾミ氏が顔をそろえた。
1978年のテレビドラマ版で西田敏行が演じた猪八戒。戸次は「素晴らしい豪華キャストの中で、唯一違和感を感じるのが僕の役(猪八戒)だと思う。西田敏行さんが演じた猪八戒、豚の妖怪であることからかっぷくのよい役者がやるイメージがあると思うんですけど、やせ型の猪八戒がやってきてしまいました。全く新しい猪八戒をやる気ですので安心して見ていただきたい」と笑わせた。
「今回は立ち回りが多い舞台。本番中に50歳を迎えるので体が心配なんですけど、しっかりケアして最後まで猪八戒を元気に演じたいと思います」と自虐ネタも。見どころについて「西田敏行さんへのリスペクトが止まらないので。どこかで(西田のような)福島弁も出したい」と伝えた。
16世紀の明の時代に書かれた中国の小説が基になっている西遊記。1978年に「日本テレビ開局25年記念番組」として放送され、大ヒットした。45年の時を経て、令和版の「日本テレビ開局70年記念舞台」として企画され、LEDの映像技術、フライング、特殊効果をフル活用。ライブエンタメの可能性を徹底的に追求した、笑いあり、涙あり、人間ドラマあり、最先端、最新鋭の「誰も見たことの無い」舞台を創り上げる。11月から2024年1月にかけて全国4カ所で上演。札幌では上映会も行う。