戸次重幸「西遊記」で“やせ型の猪八戒”も「安心して見て」 西田敏行リスペクトで「どこかで福島弁も」

2023年09月27日 13:11

芸能

戸次重幸「西遊記」で“やせ型の猪八戒”も「安心して見て」 西田敏行リスペクトで「どこかで福島弁も」
「日本テレビ開局70年記念舞台『西遊記』」製作発表会見に出席した戸次重幸 Photo By スポニチ
 俳優の戸次重幸(49)が27日、都内で行われた日本テレビ開局70年記念舞台「西遊記」の製作発表会見に出席した。
 主演の孫悟空は片岡愛之助、三蔵法師は小池徹平、猪八戒は戸次、沙悟浄は加藤和樹、玉竜は村井良大が演じ、三蔵法師一行として旅をする。牛魔王は松平健、妻・鉄扇公主は中山美穂、息子・紅孩児は藤岡真威人、金角は藤本隆宏、銀角は山口馬木也、虎力大仙は小宮璃央、鹿力大仙は押田岳、羊力大仙は桜庭大翔。また、鎮元子を田村心、玉帝と高伯欽を曽田陵介、高翠蘭を柳美稀が演じる。

 会見には豪華キャスト16人と演出担当の堤幸彦氏、脚本担当のマキノノゾミ氏が顔をそろえた。

 1978年のテレビドラマ版で西田敏行が演じた猪八戒。戸次は「素晴らしい豪華キャストの中で、唯一違和感を感じるのが僕の役(猪八戒)だと思う。西田敏行さんが演じた猪八戒、豚の妖怪であることからかっぷくのよい役者がやるイメージがあると思うんですけど、やせ型の猪八戒がやってきてしまいました。全く新しい猪八戒をやる気ですので安心して見ていただきたい」と笑わせた。

 「今回は立ち回りが多い舞台。本番中に50歳を迎えるので体が心配なんですけど、しっかりケアして最後まで猪八戒を元気に演じたいと思います」と自虐ネタも。見どころについて「西田敏行さんへのリスペクトが止まらないので。どこかで(西田のような)福島弁も出したい」と伝えた。

 16世紀の明の時代に書かれた中国の小説が基になっている西遊記。1978年に「日本テレビ開局25年記念番組」として放送され、大ヒットした。45年の時を経て、令和版の「日本テレビ開局70年記念舞台」として企画され、LEDの映像技術、フライング、特殊効果をフル活用。ライブエンタメの可能性を徹底的に追求した、笑いあり、涙あり、人間ドラマあり、最先端、最新鋭の「誰も見たことの無い」舞台を創り上げる。11月から2024年1月にかけて全国4カ所で上演。札幌では上映会も行う。

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