「らんまん」“同じ道”佑一郎は索引担当！久々の丈之助は夢語る“演劇の博物館”ネット胸熱「総力戦」

　俳優の神木隆之介（30）が主演を務めるNHK連続テレビ小説「らんまん」（月～土曜前8・00、土曜は1週間振り返り）は28日、第129話が放送された。話題のシーンを振り返る。 　＜※以下、ネタバレ有＞

　朝ドラ通算108作目。「日本植物学の父」と称される牧野富太郎をモデルに、江戸末期から昭和の激動の時代を生き抜き、明るく草花と向き合い続けた主人公・槙野万太郎の人生を描く。脚本はNHK「流行感冒」「群青領域」「旅屋おかえり」なども手掛けた注目の劇作家・長田育恵氏。神木の朝ドラ出演は2007年度前期「どんど晴れ」以来16年ぶり2作目。初主演となる。男性主人公は20年度前期「エール」（窪田正孝）以来3年ぶり。

　第129話は、万太郎（神木隆之介）は寿恵子（浜辺美波）のため、何としても図鑑を間に合わすと決意し…という展開。

　大願成就のため、万太郎は野宮（亀田佳明）に植物画の助っ人をオファー。野宮は「まさか君に、植物画を頼まれるなんて、この上ない誉れだ」。3代目助手・虎鉄には解説文を依頼し「虎鉄は、わしの一番弟子じゃ」。藤丸（前原瑞樹）、波多野（前原滉）、大学院の学生も駆けつけた。

　そして、佑一郎（中村蒼）も理学博士のお祝いを持ってきた。図鑑の項目は3205種に。第三者の方が間違わないと、佑一郎は索引作りを受け持つと買って出た。

　隅田川の永代橋や清洲橋も手掛けた佑一郎。名誉教授になっても、現場主義だった。「教授会じゃ、相当煙たがれたが」「（復興局を離れ）この先は、生涯ただのエンジニアや」。万太郎は「それでこそ、我ら名教館門下じゃ」「ほんなら、わしら、やっと、おんなじ道を行けるの」――。2人は固い握手を交わした。

　さらには、丈之助（山脇辰哉）の姿も。翻訳したシェークスピア全集を届けに来ただけだが、手伝わされる羽目に。「また、深夜の戯れ言なんだけどさ」と早稲田大学に演劇の博物館をつくりたいと夢を語った。

　SNS上には「らんまんアベンジャーズ集合」「これまで1人でやってきた作業。ここに来て総力戦に」「みんな、万太郎の元に集まって協力するの、熱い展開だぁ…感無量」などの声が上がり、感動を呼んだ。