古舘伊知郎　アナウンサー目指すきっかけは高校時代のあるイベント「ウケたんですよ、しゃべりが」

　フリーアナウンサー古舘伊知郎（68）が、1日放送の日本テレビ系「おしゃれクリップ　1時間スペシャル」（後10・00）にゲスト出演し、アナウンサーを志すきっかけを語った。 　プロレスやF1グランプリなど、速射砲のような実況やトークが持ち味の古舘だが、「本当はおとなしくて暗いんですよ」と意外な告白。「誰も信じてくれないんですけど、小学校時代の友達とかはみんなが証明してくれる。しゃべらなかったし、目立たなかった」とも明かした。

　おしゃべり魂に火が付き始めたのは、高校生のころだという。「わっとしゃべるようになった瞬間から、反動が大きかったね。うれしくて、うれしくて」。高校の中庭で行われたプロレス大会。「僕がなぜかプロデュース＆実況担当になって、その時にウケたんですよ、しゃべりが。プロレスも好きだったし、実況も好きだったけど、自分には無理と思っていたのを、見よう見まねでやったらウケたんで」と振り返った。

　参考にしたのは、フリーアナ徳光和夫、みのもんたらのしゃべりだったという。「ものすごいしゃべりに憧れたんですよ。学校を卒業して、アナウンサーになれて、ずっと…。だから運がいい」と謙遜気味に話していた。