【ジュリー氏のレター(1)】「ジャニーはある種、天才的に魅力的」「洗脳されていたのかもしれません」
2023年10月02日 14:58
芸能
前社長の藤島ジュリー景子氏(57)は会見を欠席。藤島氏から「現在の考えをしたためたレターを言付かっている」として、井ノ原氏が代読した。
【藤島ジュリー景子氏のレター(1)】
このたび、おじ、ジャニー喜多川により性被害にあわれた方々に、あらためて心からお詫び申し上げます。
5月2日に被害にあわれた方と初めてお会いしました。その後もいろいろと実際にお話を伺う中で、このい方々にどのように補償をしていくのがいいのか、加害者の親族としてやれることが何なのか考え続けております。
そして、ジャニーズ事務所は名称を変えるだけでなく廃業する方針を決めました。これから私は被害にあわれた方々への補償や心のケアに引き続きしっかり対応させていただきます。
おじジャニー、母メリーが作ったものを閉じていくことが、加害者の親族として私ができる償いなのだと思っております。
私は4年前に、母親であるメリーからジャニーズ事務所を相続いたしました。ジャニーズ事務所はジャニーだけでなく、私の母であるメリーも権力を握っていたと思います。ジャニーはメリーからお小遣いをもらうという形でしたので、経営的なことは全てメリーが決めていたと思います。
ジャニーと私は生まれてから一度も、2人で食事をしたことがありません。会えば普通に話をしていましたが、深い話をする関係ではありませんでした。
ジャニーが裁判で負けた時もメリーからジャニーは無実だから、こちらから裁判を起こした。もしも有罪なら、私たちから騒ぎ立てるはずがない。本人も最後まで無実だと言い切っている。負けてしまったのは弁護士のせい、と聞かされておりました。当時、メリーの下で働いていた人たちも同じような内容を聞かされていて、それを信じていたと思います。
そんなはずはないだろうと思われるかもしれませんが、ジャニーはある種、天才的に魅力的であり、みなが洗脳されていたのかもしれません。私も含め、いい面を信じたかったのだと思います。=(1)=