朝ドラ「ブギウギ」初回16・5%発進 前作「らんまん」初回上回る

2023年10月03日 10:02

芸能

朝ドラ「ブギウギ」初回16・5%発進 前作「らんまん」初回上回る
NHK連続テレビ小説「ブギウギ」でヒロインを務める趣里 Photo By スポニチ
 女優の趣里(33)が主演を務めるNHK連続テレビ小説「ブギウギ」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)が2日にスタートし、初回の平均世帯視聴率は16・5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが3日、分かった。個人視聴率は9・4%だった。
 前作「らんまん」初回(4月3日)は16・1%を0・4ポイント上回ったが、同最終回の16・6%には及ばなかった。

 初回の放送では「ブギウギ」が日本トレンド1位、世界トレンドでも2位と好発進。他にも「趣里ちゃん」「高瀬アナ」「子役の子」「子役ちゃん」「趣里さん」などといった関連ワードも続々とトレンド入りするなど、話題を集めた。

 個人視聴率が公表された20年前期「エール」以降の朝ドラ初回視聴率は以下の通り。

 20年前期「エール」=個人11・4%、世帯21・2%
 20年後期「おちょやん」=個人10・4%、世帯18・8%
 21年前期「おかえりモネ」=個人10・6%、世帯19・2%
 21年後期「カムカムエヴリバディ」=個人9・0%、世帯16・4%
 22年前期「ちむどんどん」=個人9・3%、世帯16・7%
 22年後期「舞いあがれ!」=個人9・0%、世帯16・3%
 23年前期「らんまん」=個人8・8%、世帯16・1%
 23年後期「ブギウギ」=個人9・4%、世帯16・5%

 配信への視聴スタイルの変化もあり、6作連続の朝ドラ初回20%割れ。大台超えは2020年前期「エール」(21・2%)を最後に遠ざかっている。

 朝ドラ通算109作目。戦後の大スターで「ブギの女王」として知られた笠置シヅ子さん(1985年70歳で死去)がモデル。大阪の銭湯の看板娘で、おしゃべりで歌って踊ることが大好きなヒロイン花田鈴子(はなだ・すずこ)が憧れの歌劇団に所属。やがて上京し、大スターへと駆け上がっていく姿を描く。趣里の朝ドラ出演は「とと姉ちゃん」(16年前期)以来2度目となる。脚本は映画「百円の恋」などで知られる足立紳氏。音楽は服部隆之氏。

 主題歌は趣里らが歌唱する「ハッピー☆ブギ」。語りはNHK大阪放送局アナウンサー・高瀬耕造が務める。

 初回は、今から75年前、戦後の世の中に人々を楽しませ、励まし、生きる活力を与えた歌手・福来スズ子(趣里)。歌で日本中をズキズキワクワクさせた、笑いと涙の物語が始まる!大正15年、大阪・福島にある銭湯の看板娘・花田鈴子(澤井梨丘)はいつも父・梅吉(柳葉敏郎)、母・ツヤ(水川あさみ)、そして個性豊かな常連客の前で歌を披露している。ある日、鈴子は親友のタイ子(清水胡桃)から好きな人はいないのかと聞かれ…という展開だった。

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