橋田康　「昨日も今日も僕には誹謗中傷がたくさん」と告白　現所属タレントへの誹謗中傷も「やめて」

　ジャニーズ事務所元社長のジャニー喜多川氏（享年87）による性加害問題で、被害を訴えていた元ジャニーズJr.で俳優・橋田康（38）が3日放送のTBS「ひるおび！」（月～金曜前10・25）にリモート出演。故ジャニー喜多川元社長による性加害を受け、ジャニーズ事務所が開いた2度目の会見での発言についてコメントした。 　2日の会見では、従来の同事務所は「SMILE－UP.（スマイルアップ）」に社名変更され、被害者救済や補償に特化し、補償が終わり次第廃業。東山紀之を新社長、井ノ原快彦を副社長とするエージェント会社を1カ月以内に立ち上げるとした。社名はファンクラブからの公募で決定し、タレントやグループとエージェント契約を結び活動をサポートしていくとした。救済や補償の具体的時期、再発防止策などにも言及した。

　新会社の社長、副社長に就くことが発表された東山、井ノ原について、橋田は「そもそも僕はタレントをやっていて尊敬する先輩たちが経営陣の中に入っていくというのがあまり肯定的にはなれない」と見解。それでも「ただ、そう決めた以上は最大限できることを寄り添えることはタレントであったからこそできることはあると思う。ただ経営の上での弊害はいろいろと出てくると思いますけど、頑張っていただきたい、応援したいなという気持ちではあります」と話した。

　会見冒頭、井ノ原は「現在SNSなどで被害に遭われた方々に対する誹謗（ひぼう）中傷が起こっております。本当にやめていただきたい」と訴えた。

　橋田はこのことについても触れたうえで「昨日も今日も、僕のところには誹謗中傷がたくさん来ています。そう考えると、他の被害者の方にもたくさん来ているんだと思います」といまだに誹謗中傷が続いていると告白。「さらに考えると、僕のところにここまで来ているということは、まだジャニーズ事務所の中で活動しているタレントさんたちにも誹謗中傷がいっているんだと思います」と見解。「本当にたくさん関心を持った方々、さまざまな思いがあると思うが、僕は間接的に人を苦しめてしまうということが凄いストレスで、苦しくてキツイ。（事務所の）中のタレントさんへの誹謗中傷もやめていただきたいというのもこの場を借りてお願いしたい」と訴えた。