藤井貴彦アナ　ジャニーズ会見受けてタレントたちの思いに心痛「ストレスを受けながらの発信だと思う」

　日本テレビ藤井貴彦アナウンサー（51）が3日、同局系「news　every.」（月～金曜後3・50）に生出演し、ジャニーズ事務所の所属タレントへの思いを口にした。 　2日に開かれた会見では、同事務所が「SMILE－UP.（スマイルアップ）」に10月17日付で社名変更の上、被害者救済や補償に特化し、補償を終えた段階で廃業するとした。一方で、東山紀之を新社長、井ノ原快彦を副社長とするエージェント会社を1カ月以内に立ち上げるとし、救済や補償の具体的時期、再発防止策などにも言及した。番組では会見の様子や、さまざまな発表を受けての所属タレントたちの前向きなコメントや意思表示を伝えた。

　そんな中で、藤井アナが心を痛めているのは、タレントたちへも届く誹謗中傷の声だった。「所属タレントの皆さんも一部、誹謗中傷を受けていると聞きます」。さらに神妙な面持ちで「その中でファンへのメッセージ、気遣いをしながら、ストレスを受けながらの発信だと思う。厳しい状況は現在所属のタレントさんにも続いていると思う」と語った。

　東山社長は会見で「すべて、ジャニーズとつくものはなくなります」と、ジャニー元社長を連想させるものからの完全決別を宣言した。藤井アナは「昨日会見が終わったばかりで、この後もどんどん前に進んでいくものと思われます。変化も出て来るものと思われます。全体が方針を決めて動き始めるまで、もう少し時間がっかりそうだと思います」と行く末を占った。その上で、「方針を見極めながらの行動が、現役タレントさんを含め続いてきそうですね」と心配そうに話していた。