人気バンド「キュウソネコカミ」活動再開　サポートベーシスト迎え　ボーカルも肺気胸から回復

　ロックバンド「キュウソネコカミ」の公式SNSが4日までに更新され、9日からライブ活動を再開すると発表した。 　バンドは9月22日にベース・カワクボタクロウが心身ともに不調をきたし、治療に専念するため活動を休止すると発表。休止に伴い、全国ツアー「ヒッサツマエバ－BAKASAWAGI－」の同月23日・盛岡、24日・秋田、26日・仙台の3公演を延期した。

　今回の投稿では「先日お伝えしましたキュウソネコカミの今後の活動につきまして、ご報告いたします。この度、Vo.ヤマサキセイヤの肺気胸も順調に回復し、サポートベーシストを迎えた編成での演奏実施の準備も整った」として、10月9日「ヒッサツマエバ-BAKASAWAGI-」帯広MEGA　STONE公演よりバンドとしての活動を再開するとした。

　「この度はイベントの出演キャンセルやツアーの公演延期に伴い、多くの方々にご迷惑をお掛けしてしまい、大変申し訳ありませんでした。これからもキュウソネコカミへのご声援のほど、よろしくお願いいたします」と記載した。

　「キュウソネコカミ」はボーカル＆ギター・ヤマサキセイヤ、ギター・オカザワカズマ、ベース・カワクボタクロウ、キーボード＆ボーカル・ヨコタシンノスケ、ドラム・ソゴウタイスケによる5人組バンド。カワクボは2021年夏、指の痛みを訴え演奏活動を休止し、同年11月には体調不良のためライブ活動の休止を発表していたが、昨年12月に復帰していた。今月には「この度、Ba.カワクボタクロウは心身に不調をきたしたため、治療に専念するべく、活動休止とさせていただきます」と、再び活動を休止すると報告。「バンド自身の活動に関しては、現在サポートベースを迎え、早期のライブ再開を目指して準備しております」と説明した。

　タクロウも自身のSNSを更新し「お騒がせして申し訳ありません。何度も皆で相談したのですが、自分の人生にとってもここが正念場と考え、こういう結論となりました」と説明。「新しい一歩を踏み出します。応援していただけると幸いです」と理解を求めた。