鬼越トマホーク “ケンカ芸”の誕生のきっかけは“恩人”大物芸人の言葉「反省してんねやったら」

2023年10月04日 17:00

芸能

鬼越トマホーク “ケンカ芸”の誕生のきっかけは“恩人”大物芸人の言葉「反省してんねやったら」
鬼越トマホーク Photo By スポニチ
 お笑いコンビ「鬼越トマホーク」の金ちゃん(37)と坂井良多(37)が3日放送のテレビ朝日「証言者バラエティ アンタウォッチマン!」(火曜後11・45)にゲスト出演。代名詞となっている“ケンカ芸”が生まれた恩人の先輩芸人を明かした。
 相方・坂井良多とは2009年、東京NSCの15期生として出会った金ちゃん。坂井のアプローチによってコンビ結成するも、NSC卒業後関係が悪化し、2010年に一度解散。2012年に再結成。ブレークのチャンスを伺う日々を送る中で、ある事件がきっかけで生まれた。“ケンカ芸”で2014年に初めてテレビに出演することになったという。

 その事件の被害者だという「インポッシブル」ひるちゃんがVTR出演。鬼越の5年先輩である、ひるちゃんは「10年ぐらいもう経つのかな。吉本の本社で鬼越も単独のネタ合わせしてて、僕らも次の日単独ライブでネタ合わせしてたんです。“ヤバい、ネタ決まらない”“ワー”って鬼越の喧嘩が始まって、殴り合いの喧嘩。2人とも体デカい。サイの決闘みたいな感じで、テレビでやっているようなつかみ合いの800倍の強さで、バシバシぶん殴り合ってて」と回顧。「“やめろやめろ!”って僕が止めてたら、坂井が“うるせーな、お前らは昆虫とでも戦ってればいいんだよ!”って俺に言ったんですよ」と思わぬ形で“原形”が生まれたという。

 この時は全くウケなかったそうで、金ちゃんも「ウケるとかじゃないです」と苦笑。坂井は「お笑いは縦社会で厳しいんで、もうクビだなと思った」とクビも覚悟したという。それでも、「千原ジュニアさんが“ケンカの勢いで止めに来た先輩に暴言を吐くっていうシステムは面白いから、反省してんねやったら、番組で企画にしよう!”って、ケンカ芸ができた」と、テレビ東京のバラエティー番組「ざっくりハイタッチ」での楽屋でケンカをしている鬼越のもとに、芸人が止めにいき、言われたくない一言を言われるという企画がスタートしたいきさつを明かした。

 坂井は「ほんとに千原ジュニアプロデュース。千原ジュニアの我々は作品なんで。恩人ですね」と感謝。「(影響は)めっちゃあって、業界の方がめっちゃ見てる番組だったので、一般的知名度というか、業界知名度とお笑いファン、コアなファンの知名度な感じが(上った)」と振り返った。
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