元NHKの立花孝志氏　ジャニーズの対応は「100点というか、ちゃんとしてる」「ジュリーさんは被害者」

　NHKから国民を守る党・党首の立花孝志（56）が5日、自身のYouTubeチャンネルを更新。創業者の故ジャニー喜多川氏による性加害問題を巡り、ジャニーズ事務所が2日に東京都内で開いた記者会見について、元NHK局員の経験もある立場から思いを述べた。 　1986年にNHKに入局し、2005年まで職員として働いていた立花氏。「芸能界、テレビの芸能の世界について詳しい」とした上で、「今のジャニーズ事務所の対応は、100点満点というか、僕はちゃんとしていると思いますよ」と私見を語った。

　「未熟ながらちゃんと説明をされていて、『ジャニーズ』をなくすとか、分社化するとか…完璧ではないですが」と、この問題と向き合っている姿勢を評価。「ジュリーさんは、ある意味、被害者でしょ」と、パニック障害と診断され会見を欠席した藤島ジュリー景子氏は「被害者だ」とした。

　続けて「ジュリーさんが会見に出て何かを言うとかよりも、ちゃんと被害者に補償をするかどうかの方が大事」と指摘し、「ジャニーズの名前がどうとか、今後どうとかではなくて、会社のお金を使って被害者を救済するのがジュリーさんの仕事であって、それをやると言っているのだから、周りがとやかく言うのはおかしな話」と批判の声を一蹴。所属タレントとの新規契約は控えるなどとするメディアやスポンサー企業について、「タレントはYouTubeに来たらいい。YouTubeから世界にも出られる。テレビに出る必要はない」と主張した。