八代英輝弁護士 ジャニ次回会見で“提案”「入場時に抽選番号を渡して、その抽選番号順に…」
2023年10月05日 16:07
芸能
質疑応答は「1社1問」のルールが設けられ、司会を務めた元NHKアナウンサーの松本和也氏が指名する形で進行。リストを基に質問者を選別していた疑いが出てきた。
事務所は4日夜、リストについて「弊社関係者は誰も見ていない」と関与を否定するコメントを発表。会見の前々日の打ち合わせで、「NG」と書かれた媒体リストを示され、副社長の井ノ原快彦が疑問を呈したところ、コンサル会社が「(会見の)後半で当てるようにする」と話したという。会見の運営を任されていたのは、米国に本社がある「FTIコンサルティング」で、事務所が9月7日に初めて行った会見も担当している。
番組に出演した鈴木エイト氏が持参した「10月2日 記者会見」と題された1枚の書類には、「指名候補記者リスト」として「1番目(ビジネス誌)」「2番目(新聞)」「3番目(テレビ)」「4番目(外国語プレス)」そして「指名NG記者リスト」と書かれており、社名、記者名は黒塗りにされていた。
八代氏は、次回会見の開催について聞かれ「(2回目の会見は)松本さんですか、司会者の方が“フェアにやっている”と言ってましたけれど、私たち見ている側からは、松本さんが恣意的に質問者を選んで発言させているようにしか見えなかったんですね」と指摘。
その上で「これだけの限られた時間で、質問者が多く予想される場合には、入場時に抽選番号を渡して、その抽選番号順に座っていただいて、マイクは順番に渡していただく。それでマイクを渡す時間も節約できますし、フェアではないかなと」と言い、「それで時間の許す限りやっていただく」と提案した。
そして「でも本来は、前回4時間やったわけですよね。今回が2時間で1社1問というのは、これだけの大きな社会問題に関していうと少なすぎると思います」とし、「それは時間設定自体が会社側のおごりに感じてしまいますね」と自身の見解を述べた。