鈴木おさむ氏 来年3月末で放送作家&脚本家引退 契機の1つはSMAPの解散「120%の力が入らない」

2023年10月12日 13:22

芸能

鈴木おさむ氏 来年3月末で放送作家&脚本家引退 契機の1つはSMAPの解散「120%の力が入らない」
放送作家の鈴木おさむ氏 Photo By スポニチ
 放送作家の鈴木おさむ氏(51)が12日、自身のインスタグラムで、来年3月31日をもって放送作家、脚本家としての仕事を辞めると明かした。
 鈴木氏は「2023年10月12日。今日はご報告があります」と切り出し、「僕は1992年2月から放送作家と言うお仕事を始めさせていただき、今年で32年。放送作家に加えて、脚本業もさせていただいてきましたが。来年2024年3月31日で32年やってきた放送作家業を辞めることにしました。脚本業も辞めます」と来年3月末での放送作家、脚本家としての仕事を廃業すると報告した。

  鈴木氏は1972年生まれ、千葉県出身。フジテレビ「夢で逢えたら」を見て放送作家を志し、19歳で放送作家としての仕事をスタート。「SMAP×SMAP」(フジテレビ)をはじめ、「サタ☆スマ」「おじゃMAP!!」(フジテレビ)「『ぷっ』すま」「SmaSTATION!!」(テレビ朝日)など、多くのSMAP関連番組に関わっていたことでも知られている。現在も、元SMAPのメンバーが出演する「ワルイコあつまれ」(NHK Eテレ)、「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」(TBS)、「中居正広のキャスターな会」(テレビ朝日)などを手掛けている。SMAPをはじめ、キャイ~ンやココリコなど多くの芸能人のブレーンも務めたほか、脚本家としてもドラマ「人にやさしく」など多くの作品を手掛けた。

 昨年、文藝春秋創刊100周年記念号に掲載された、SMAPのことについて書いた小説「20160118」も大きな話題を集めた。

 鈴木氏は「40代後半から、おもしろく生きられてないなと思ってしまいました」と心情を吐露。その中でも大きな出来事として2018年のSMAPの解散を挙げ、「SMAPが解散してから、自分の中で120%の力が、入りにくくなってしまったというのもあります。常に入っていた120%の力が入らない時も出てきてしまった」と告白。

 「今、SMAPの『ありがとう」を聞きながらこの文章を書いているのですが。歌詞がとても響きますね」ともつづっている。
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