NON STYLE・石田 テレビ出演で“心病んだ”過去振り返る「安定剤と抗うつ剤と睡眠薬」服用

2023年10月15日 17:38

芸能

NON STYLE・石田 テレビ出演で“心病んだ”過去振り返る「安定剤と抗うつ剤と睡眠薬」服用
NON STYLEの石田明 Photo By スポニチ
 お笑いコンビ「NON STYLE」が15日放送のカンテレ「お笑いワイドショー マルコポロリ!」に出演。石田明(43)が、心を病んだ過去について語った。
 結成5年目の2005年に「ABCお笑い新人グランプリ」で審査員特別賞受賞後、ありがたい反面「すごいジレンマがあった」と石田。「漫才が評価されるほどテレビの仕事が増えていく。フリートークが面白いわけでもないし、僕は漫才がしたい」と当時の葛藤をぶっちゃけた。

 相方・井上裕介は、「僕ら世代はダウンタウンさんの影響を強く受けてて。石田には松本さんのようになって欲しかった」という。石田を前に押し出したい一心で、たびたびムチャぶり。石田は「誰かが話してバーンとウケた後、井上が“ああ、石田もその話あるんですよ”って言うんですよ。…ないんですよ。もうめちゃくちゃ病みましたね」と苦々しく振り返った。

 「病んでたってよう聞くけど…」と言うMC・東野幸治に「その頃、安定剤と抗うつ剤と睡眠薬(を服用していた)」と石田。罪人を見るような目で東野ににらまれた井上は、「僕が追い込んでそうなったことは知ってた。だからそこからはそんなことはしなくなった」と釈明したが、石田は驚きの表情で「してた、してた」と訴えた。

 当時、医師から「どうしても無理な時の頓服としてこれ、明るくなる薬です」と“特効薬”を渡されたという。「でもその薬は数年後に非合法になりました」と苦笑い。きわどいトークに「当時は合法でしょ」と東野らがフォローする中、「ゾウを眠らせる薬を飲んでました」と言って笑わせた。

 ただ、石田が人生で一番病んだのは「M-1獲った次の(09)年」だという。「平場でも何とかやれるようになったと思ってたら、全然違うステージの猛者たちが…」と、東京の一線で活躍する芸能人との共演で力不足を痛感。「だってもうアイドルが面白い、歌舞伎役者が面白い…なんやこれ!」と、ライバルは芸人以外にもいた。

 井上も「M-1優勝直後にレギュラー番組が決まって。メーンNON STYLE、脇を支えるのがアンタッチャブル、ブラックマヨネーズ。(脇が)強すぎるじゃないですか。そこにNON STYLEがおらんでいい。石田にパス送ったりするけどハマらない…とかで、僕もしんどかった」と回想。石田も「これで完全に死にました、石田の心は完全に死にました」と続いた。

 「コンビ仲も良くなくなるの?」と東野に問われ、「良くなかったですね」と石田。井上も「余裕がなかったですね」と返した。だがその後、今田耕司と東野が井上をイジリ倒して大ウケしたことで、道が拓けたと感謝。石田も「井上が(前に)出ていくことで、僕には呼吸できるすき間ができた」と話した。 
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