吉岡秀隆 「男はつらいよ」山田洋次監督のVTR登場にビクビク「手に汗びっしょりですよ」
2023年10月18日 21:07
芸能
女優の小池栄子は「山田監督はああやって演出されるんだというのを見られて、すごくうれしかったです」と感心しつつ、「隣でドキッとしていましたけど」と、吉岡を見やった。
吉岡は苦笑いしながら、「手に汗びっしょりですよ。今まで楽しかったのに…」と、山田監督の“登場”に戦々恐々の様子だった。
吉岡は山田監督の代表作で、人情喜劇の「男はつらいよ」シリーズに長年、出演している。主人公の“寅さん”こと車寅次郎(故・渥美清さん)のおいという役どころ。子役時代から山田監督を知っているだけに、「僕、小学校、中学校、高校、大学、社会人と、満男という一つの役と映画を通して、時代とか、社会とか、人生とかをずっと教えて下さった方なので」と話した。
番組では、1989年公開の「男はつらいよ ぼくの伯父さん」の一幕が流された。思いを寄せる女の子の存在を、寅さんに見透かされるというシーン。顔を真っ赤にした満男の演技が印象的だった。
吉岡は「こわいですよ。“あ、こいつ、赤くなりやがった”って寅さんが言うところ、本番前に“(山田監督が)満男、お前、首絞めろ”って言って。自分で締めて、赤くなって、スタート!で手を離して」と裏舞台を明かしていた。