吉岡秀隆 「男はつらいよ」山田洋次監督のVTR登場にビクビク「手に汗びっしょりですよ」

2023年10月18日 21:07

芸能

吉岡秀隆 「男はつらいよ」山田洋次監督のVTR登場にビクビク「手に汗びっしょりですよ」
吉岡秀隆 Photo By 提供写真
 俳優の吉岡秀隆(53)が、18日放送の日本テレビ系「1億人の大質問!?笑ってコラえて!3時間SP」(後7・00)に出演し、山田洋次監督とのエピソードを披露した。
 番組では、歌舞伎座の新開場10周年を記念して上演されている「錦秋十月大歌舞伎」昼の部「文七元結物語」の舞台裏に潜入した。同作は脚本、演出を山田監督が担っている。山田監督が稽古の役者たちに厳しくも的確な指導をする姿が紹介され、そのたびに吉岡が「怖い、怖い」と反応していた。

 女優の小池栄子は「山田監督はああやって演出されるんだというのを見られて、すごくうれしかったです」と感心しつつ、「隣でドキッとしていましたけど」と、吉岡を見やった。

 吉岡は苦笑いしながら、「手に汗びっしょりですよ。今まで楽しかったのに…」と、山田監督の“登場”に戦々恐々の様子だった。

 吉岡は山田監督の代表作で、人情喜劇の「男はつらいよ」シリーズに長年、出演している。主人公の“寅さん”こと車寅次郎(故・渥美清さん)のおいという役どころ。子役時代から山田監督を知っているだけに、「僕、小学校、中学校、高校、大学、社会人と、満男という一つの役と映画を通して、時代とか、社会とか、人生とかをずっと教えて下さった方なので」と話した。

 番組では、1989年公開の「男はつらいよ ぼくの伯父さん」の一幕が流された。思いを寄せる女の子の存在を、寅さんに見透かされるというシーン。顔を真っ赤にした満男の演技が印象的だった。

 吉岡は「こわいですよ。“あ、こいつ、赤くなりやがった”って寅さんが言うところ、本番前に“(山田監督が)満男、お前、首絞めろ”って言って。自分で締めて、赤くなって、スタート!で手を離して」と裏舞台を明かしていた。
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