岩田明子氏 近大剣道部員の死亡事案に「以前にもこの大学ではアルコールに関する事故が起きている…」
2023年10月19日 08:48
芸能
近畿大は18日、大阪市内で会見し「2人のふざけ合いがエスカレートして路上でけんかのような状態になったが、行為と死亡の因果関係は分かっていない」と説明した。大学側によると、死亡した部員と逮捕された男を含む計6人が、今月4日夜から5日未明まで大学近くの飲食店で会食し酒を飲んだ。当事者の2人は普段から仲が良かったが、会計時からふざけ合い、退店後にけんかのような状態に。男を平手打ちした男子部員が、男に追いかけられて叩かれたか押されたという。この際、駐輪中の自転車に倒れ込み、うずくまって動かなくなり、救急搬送された。
同部は1996年に全国大会で優勝したこともある強豪。今月5日から活動を自粛し、来月の全日本学生剣道優勝大会などへの出場も辞退する。近畿大では17年にテニスサークルの飲み会でウオッカなどを一気飲みした男子学生が死亡。119番などをしなかったとして学生ら9人が過失致死罪で略式起訴され、罰金30万~50万円の略式命令を受けた。
岩田氏は「被害者はもちろんのこと、加害者にとっても凄く悲しい出来事だったと思う」と悼み、「アルコールを結構飲んでますよね。だからお酒をちょっと飲み過ぎて、はしゃいじゃったのか分からないですけど、以前にもこの大学ではアルコールに関する事故が起きているわけですから、やっぱりアルコールに関するマナーというのは、また再徹底すべきだったと思う」と指摘。
そして、「最近、近大はマグロの養殖とかでブランド力を凄くつけてきていて勢いのある大学だっただけに、こうしたマナーの徹底というのはしっかりしているのかなと思っていただけに、ちょっとびっくりしましたし残念ですし、これをしっかりした教訓にしてほしいですね、ぜひ」と話した。