猿之助被告は求刑3年も専門家「実刑の可能性低い」猿之助被告「許されるなら歌舞伎で償いたい」
2023年10月20日 15:44
芸能
ただ、向精神薬を飲んだ両親の頭にビニールを巻くなど、いわゆる「とどめをさした」ともとれる行為について、亀井弁護士は「死との因果関係があれば同意殺人になる可能性もあるが、立証できない場合は犯罪行為としてとらえられない。自殺ほう助罪が検察の認定した事実なので、罪状が揺れ動く可能性はない」と解説した。
公判では弁護側により、母親の妹にあたる叔母の上申書「刑務所の中に入ることがないようにしてほしい 社会の中で、社会のために頑張ってほしい」という言葉が読み上げられた。また猿之助被告も供述で「なぜ、自分だけが生き残ってしまったのかと思っていたが、許されるのであれば歌舞伎に関わっていきたい、歌舞伎で償っていきたい」という思いも語っている。