三谷幸喜氏 猿之助被告の初公判に私見「職業を聞かれ“歌舞伎俳優です”と答えたのが…うれしかった」

2023年10月21日 22:40

芸能

三谷幸喜氏 猿之助被告の初公判に私見「職業を聞かれ“歌舞伎俳優です”と答えたのが…うれしかった」
三谷幸喜氏 Photo By スポニチ
 脚本家の三谷幸喜氏(62)が21日、TBS系「情報7daysニュースキャスター」(土曜後10・00)の生放送に出演。両親に向精神薬を服用させ、自殺を手助けしたとして、自殺ほう助の罪に問われた歌舞伎俳優市川猿之助(本名・喜熨斗孝彦)被告(47)の初公判について私見を述べた。
 20日の初公判では、猿之助被告は濃紺のスーツに青のネクタイ、白いシャツ姿で一礼し入廷。口元には白いマスク、髪の毛は7月の保釈の時よりも短く整えられていた。裁判長から職業を聞かれると「歌舞伎俳優です」と答えた。検察側から「許されるのであれば、歌舞伎で償っていきたい」との供述調書が読み上げられ、被告人質問では「歌舞伎が自分の存在そのもの」と語った。

 検察側は懲役3年を求刑し、弁護側は執行猶予付きの判決を求めて即日結審し、判決は11月17日に決まった。

 総合司会の安住アナから「ずっと仕事をご一緒されてきた三谷さんもこのニュース、注目していたと思いますが…」と話を振られた三谷氏は、厳しい表情を崩さず「まあ、彼は、今後の人生で彼がやってしまったことを償っていかなければいけないんですけども、その上で個人的な思いとしては、彼が“職業は?”と聞かれて“歌舞伎俳優です”と答えたのが…うれしかったですね」と言葉を絞り出した。

この記事のフォト

【楽天】オススメアイテム