カズレーザー「理解できないけど」 猿之助被告の「歌舞伎で償いたい」に「すがるものがなくなったら…」

2023年10月22日 11:05

芸能

カズレーザー「理解できないけど」 猿之助被告の「歌舞伎で償いたい」に「すがるものがなくなったら…」
「メイプル超合金」のカズレーザー Photo By スポニチ
 お笑いコンビ「メイプル超合金」のカズレーザー(39)が22日放送のTBS「サンデージャポン」(日曜前9・54)に生出演。両親に向精神薬を服用させ、自殺を手助けしたとして、自殺ほう助の罪に問われた歌舞伎俳優市川猿之助(本名・喜熨斗孝彦)被告(47)の初公判について語った。
 20日の初公判では、猿之助被告は濃紺のスーツに青のネクタイ、白いシャツ姿で一礼し入廷。口元には白いマスク、髪の毛は7月の保釈の時よりも短く整えられていた。裁判長から職業を聞かれると「歌舞伎俳優です」と答えた。検察側から「許されるのであれば、歌舞伎で償っていきたい」との供述調書が読み上げられ、被告人質問では「歌舞伎が自分の存在そのもの」と語った。

 検察側は懲役3年を求刑し、弁護側は執行猶予付きの判決を求めて即日結審し、判決は11月17日に決まった。

 猿之助被告の「許されるのであれば、歌舞伎で償っていきたい」に、出演者の元衆院議員でタレントの杉村太蔵は「聞いたとき驚きました。2度と復帰するなとは思わないけど、自分が犯した、事の重大性を分かっていないんじゃないか。どれだけ歌舞伎界を傷つけたか。これで簡単に歌舞伎の世界にまた戻れるとなると、そういう世界なのかなと誤解を与えてしまんじゃないか」とコメント。

 カズレーザーも「太蔵さんがおっしゃるのもわかる」と共感。

 一方で「“(生きる)希望にしたい”とおっしゃっていたので。こういった状況で何か支えるもの、すがるものがなくなったら、被告はまた自死に向かうのかなって思うと。理解はできないけど、そういう理屈があるのかなとも思う」と述べた。
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