陣内孝則 かつて「売れるかもしんないな」と思い、本当に売れた超人気俳優2人とは「結構上から目線で」
2023年10月24日 13:55
芸能
「日本の俳優はね、身の程知らずの方が売れるね」と断言。「いや、なんか売れる前から売れてる人になってる人ってなんか売れるよね」と強調、「こんなこと言える立場じゃないだろうっていうような…」と続けた。
「俺、痛切に感じたのは、小栗旬がまだ若い頃。俺、その時飛ぶ鳥を落とす勢いの窪塚洋介くんと3人で飯食ったことあんだけど」と陣内。当時、窪塚は映画「ピンポン」などが大ヒット、「まだ小栗くんは全然売れてなかったんだけど、3人でいたら、結構上から目線で窪塚洋介に説教するんだよね」とぶっちゃけた。
窪塚と小栗はドラマ「GTO」などで共演していたためではと言われたが、陣内は「凄いな、こいつ、と思って。こいつ、ひょっとしたら売れるかもしんないな、と思ったら案の定かな」と振り返った。
また、かつて陣内が出演したドラマ「1リットルの涙」に出演していた松山ケンイチについても、「あの頃、パッとしなかったんだけど、打ち上げの時に話をしてて、“松山今度何やるの?”って言ったら、“『(男たちの)大和/YAMATO』って映画をやります”って」との出来事もあったという。
「で、俺、聞いてもいないのに、“あれは僕のシンですから”って。ハッ、シンって、って。横で薬師丸(ひろ子)さんも聞いてたんだけど、2人で同時に笑いだして。シンっていわゆる、“あれ主役ですよ、僕”っていう意味で。いや、ちょっと待て、全然地味で輝いてなかったお前が、なんでそんな偉そうなこと言うんだって」と回顧し、「かまして来たなと思ったけど、ひょっとしたらこいつ、売れるかもなって。何て言うのかなあ、もう自分の成功像が出来てる。売れる前から」としみじみと話した。
陣内と浅野はそんなことはなかったのかと聞かれると、陣内は「若い時はロック雑誌にエッセーを書いてたのね。それを糸井重里さんが読んで、“陣内くん、あのエッセー面白かったね。全く売れてないのに、さも売れてるようなやつで”」と言われたと話して笑わせた。