立川志らく 猿之助被告の「歌舞伎で償いたい」に「復帰は歌舞伎ファンと関係者が決める事」

2023年10月24日 13:53

芸能

立川志らく 猿之助被告の「歌舞伎で償いたい」に「復帰は歌舞伎ファンと関係者が決める事」
立川志らく Photo By スポニチ
 落語家・立川志らく(60)が24日、自身のスレッズを更新。両親に向精神薬を服用させ自殺を手助けしたとして、自殺ほう助の罪に問われ、懲役3年を求刑された歌舞伎俳優の市川猿之助(本名・喜熨斗孝彦)被告(47)について私見を述べた。
 志らくは「市川猿之助容疑者という言い方は嫌だ。容疑者は本名につけて頂きたい。猿之助といえば三代目も二代目も初代もいるんだから。まあ仕方ないか」と書き出すと、20日の初公判で「歌舞伎で償っていきたい」と歌舞伎復帰への思いを口にした被告について言及。

 「多くの人は耳を疑った。私も驚いた。確かに早すぎる」としつつ、「多くのコメンテーターが憤慨していたが、ならば罪を償った後、彼はどうやって生きていくのか。歌舞伎に復帰出来るかどうかは歌舞伎ファンと歌舞伎の関係者が決める事。彼らがいいと言うのなら仕方がない。外野が無責任に復帰なんてとんでもない!なんて言うべきではない」と持論を展開した。

 さらに「歌舞伎を彼から取り上げるのは死ねと言っているのに等しい。両親を死なせておいてよく舞台に立ちたいなんて言えるよという事もわかるが、それすら飲み込んでしまうのが歌舞伎の世界なのです。世間の常識で判断は出来ないのです」と独特な歌舞伎界について強調。それでも最後には事件を振り返り「ただ歌舞伎にすらならないほど悲惨な理解しにくい共感出来ない出来事であったのは確かだ」とつづっていた。
【楽天】オススメアイテム